本間コレクション

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本間コレクション(ほんまコレクション)は、北海道恵庭市にかつて存在した美術館。株式会社本間武男(現ウェルフェアコミュニティーデザイン株式会社)が経営していた。北海道出身の芸術家本間武男が収集した美術品を展示公開していたが2003年に完全閉館している。

公式サイト[編集]

ウェルフェアコミュニティーデザイン株式会社 http://www.wfcd.co.jp/

施設[編集]

以下、当時の公式ウェブサイトによる。

  • 所在地:北海道恵庭市白樺町1丁目1-1
  • 営業時間:10時 - 17時
  • 休館日:毎週月曜日、冬季(12月20日 - 3月31日)休業
  • 入館料:大人300、小学生以下無料

JR千歳線恵庭駅の南西、恵庭公園のそばに位置していた。付近には漁川が流れる。

当初は仏像や彫刻品をメインに展示していたが2000年頃からは展示物の縮小に伴い美術館へと衣替えをし「本間武男の世界」と題して本間武男によるシルクスクリーン版画作品や、本間武男に関する資料、そのほか約3,000頭ものチョウ(蝶)の標本や、5ミリメートル四方の聖書豆本宇宙から地球に飛来した隕鉄(鉄隕石)などを展示していた。

館外にはオノ・ヨーコの協力のもと製作した、世界で2番目となるジョン・レノン平和記念碑(題字は町春草)や、仏師松久宗琳が原型を製作した全長10メートル釈迦涅槃像(「賽相顕現」の題字は十三代目片岡仁左衛門)を展示していた。