戸田家住宅

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戸田家住宅
所在地 徳島県板野郡上板町佐藤塚西335
位置 北緯34度6分39.8秒 東経134度26分40.7秒 / 北緯34.111056度 東経134.444639度 / 34.111056; 134.444639座標: 北緯34度6分39.8秒 東経134度26分40.7秒 / 北緯34.111056度 東経134.444639度 / 34.111056; 134.444639
形式・構造 木造、二階建、本瓦葺
建築年 1886年明治19年)
文化財 国の重要文化財
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戸田家住宅(とだけじゅうたく)は、徳島県板野郡上板町にある歴史的な建造物。国の重要文化財に指定。

歴史[編集]

戸田家住宅は吉野川の北側に屋敷地を構えており、戸田家は当地で藍作を営んできた。1886年明治19年)頃に敷地を拡張し、主屋を建て替えるなど屋敷地の更新を行い、その後、1937年昭和12年)に東座敷を建築した。2016年平成28年)2月9日に国の重要文化財に指定された[1][2][3]

石垣で高めた屋敷地と中心に建つ主屋、周囲を取り囲む土蔵群、広い前庭や藍寝床、撥釣瓶井戸など、当地域の近世以来の伝統的な藍屋敷の全体構成を踏襲しながら、二階を居室化して高さを高めた主屋や別棟の接客空間として上質なしつらえを見せる東座敷などに近代的な特徴を示している[2][3]

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 広報かみいた” (PDF). 上板町. 2021年10月2日閲覧。
  2. ^ a b 戸田家住宅 主屋 - 文化遺産オンライン文化庁
  3. ^ a b 戸田家住宅 - 国指定文化財等データベース(文化庁

外部リンク[編集]