山下泉

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山下 泉(やました いずみ、1948年(昭和23年)2月1日 - )は、日本の銀行家。元かんぽ生命保険代表執行役会長

来歴・人物[編集]

日本銀行出身。アクセンチュアを経て、日本郵政公社入り。公社のCIOに就任し、コスト削減とサービス向上を目指したシステム改革の陣頭指揮を執った[1]

民営化準備会社設立に伴い、郵便保険会社の準備会社である「かんぽ」に転出。民営化と同時にかんぽ生命保険の代表執行役社長に横滑りした。また政権交代に伴って、他の事業会社や日本郵政のトップが変わる中、同社のトップとしては、進藤丈介会長とともに留任した。

しかし、準備会社時代からのトップが長期化したこともあり、若返りを図る意味合いから、2012年6月に代表執行役会長に退いた[2]。後任は、損保ジャパン副社長だった石井雅実

2013年6月、会長を退任した[3]

略歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ITpro 郵政公社134年目の快挙、システム一筋35年の現場“たたき上げ”執行役員が誕生」 『日経コンピュータ』 2004年03月19日
  2. ^ かんぽ生命社長に石井氏 損保ジャパン副社長を招聘」 『SankeiBiz』 2012年5月19日
  3. ^ 人事、かんぽ生命保険 『日本経済新聞』 2013年6月24日
  4. ^ アクセンチュア、前日本銀行金融市場局長、山下泉を金融営業本部長に迎え入れる アクセンチュア株式会社 2002年03月14日
  5. ^ 役員異動のお知らせ 株式会社かんぽ生命 2012年05月18日