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小いわし料理(こいわしりょうり)とは、新鮮なカタクチイワシ(小いわし)を主要具材とした料理。惣菜、あるいは手軽な酒肴であり、広島市周辺の郷土料理である。
- 刺身
- 小鰯の刺身は、鰯を手開きし中骨、ハラワタを取る。この後、何度も水を換えて洗うことで特有の臭みが取れ、身が締まる。地元では「七度洗えば鯛の味」と言い慣わしてきた。生姜醤油で賞味するのが定法である。
- 天婦羅
- 小鰯の天婦羅は、鰯を同様に手開きし下処理をしたものを、天婦羅衣をくぐらせ、高い目の温度の油で、短時間にカラリと揚げたもの。おろし生姜を添えた天つゆで食べるのが本来の食べ方であるが、レモン汁と塩で食べられることもある。