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奪格(だっかく、英: ablative case、羅: casus ablativus)は、名詞の格の一つで、主に起点・分離(~から)を示す。従格、離格ともいう。
古典ギリシア語では属格に吸収されたが、ラテン語では処格・具格を吸収して、手段(~によって)等を始とする多彩な用法をもち、さらに絶対奪格 (ablativus absolutus) という独自の用法をも発展させた。ギリシア語に存在しないこの格を、ローマ人は「われらの格」と呼んで誇った。
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