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太陽に向って走れ

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太陽に向って走れ
Run for the Sun
監督 ロイ・ボールティング
脚本 ダドリー・ニコルズ
ロイ・ボールティング
原作 リチャード・コネル 
製作 ハリー・テートルマン
製作総指揮 ロバート・ウォーターフィールド
出演者 リチャード・ウィドマーク
トレヴァー・ハワード
ジェーン・グリア
音楽 フレデリック・スタイナー
撮影 ジョセフ・ラシェル
編集 フレデリック・ナッドストン
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗1956年7月30日[1]
日本の旗1956年10月10日[2]
上映時間 99分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
スペイン語
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太陽に向って走れ』(たいようにむかってはしれ、原題:Run for the Sun)は、1956年に公開されたアメリカ合衆国の映画。本作は、リチャード・コネル原作の短編小説「The Most Dangerous Game」の『猟奇島』(1932)、『恐怖の島』(1945)に続く3回目の映画化である。

ストーリー

メキシコに来た記者のキャサリン・コナーズは、蒸発したアメリカ人作家マイケル・ラティマーを探す。

漁村で彼を見つけたキャサリンは、彼と接触を試みる。彼は、妻と別れたことで小説を書けなくなったと話す。翌日ラティマーは、キャサリンを自分の飛行機でメキシコシティまで送ることにした。しかし、キャサリンの磁石がついた手帳によってコンパスが狂い、ジャングルに不時着する。考古学者だというブラウンらに助けられ、一緒に食事をする。不時着地点に向かうと飛行機がなくなっていた。ラティマーはブラウンと会った記憶があり彼に聞くが、会ったことはないという。ラジオでキャサリンが記者であることを知ったラティマーは、彼女との間に不協和音が生じる。ブラウンらが怪しいと感じたラティマーは、深夜に地下室を探ると飛行機の荷物があった。

ラティマーとキャサリンは、飛行機を探しにあたりを捜索する。ブラウンの飛行機に近づくと、見張りが2人を彼の元に連行する。ラティマーは推理し、ブラウンがドイツに移りドイツ人の女性と結婚したことを話す。ラティマーはドイツから妻を連れてくるといい、代わりにキャサリンを逃がすことを要求する。だが、ブラウンは妻はイギリスの爆撃で死亡しており、ヴァン・アンダースは妻の弟だということを話すと、ラティマーたちを幽閉する。2人はブラウン邸から逃げ出すことにした。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
TV版
マイケル・ラティマー リチャード・ウィドマーク 大塚周夫
ブラウン トレヴァー・ハワード 和田文夫
キャサリン・コナーズ ジェーン・グリア 北里深雪
ドクター・ヴァン・アンダース ピーター・ヴァン・アイク 市村昌治
フェルナンデス フアン・ガルシア
ペドロ ホセ・チャベス

スタッフ

  • 監督:ロイ・ボールティング
  • 製作:ハリー・テートルマン
  • 製作総指揮= ロバート・ウォーターフィールド
  • 脚本:ダドリー・ニコルズ、ロイ・ブールティング
  • 撮影:ジョセフ・ラシェル
  • 音楽:フレデリック・スタイナー
  • 編集:フレデリック・ナッドストン

脚注

  1. ^ Release dates for Run for the Sun”. IMDb. 2012年3月25日閲覧。
  2. ^ 太陽に向かって走れ”. キネマ旬報. 2012年3月25日閲覧。