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大江山花伝 -燃えつきてこそ-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大江山花伝』 -燃えつきてこそ-(おおえやまかでん もえつきてこそ)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。

1986年雪組と2009年宙組の形式名は「王朝千一夜[1][2]、1988年雪組は「王朝ロマン[3]」。

原作は木原敏江同名漫画作品[2][4]。脚本は柴田侑宏[2][4]。演出は1986年と1988年雪組が柴田侑宏[4]、2009年宙組が中村暁[2]

概要

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※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[5]を参考にした。

茨木と幼馴染の恋人・藤子姫との恋、敵方であるはずの渡辺綱との友情を描き出した作品。

あらすじ

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※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[5]を参考にした。

平安時代中期。の都を荒らし回る鬼を退治するため、渡辺綱は大江山へ向かうが、なぜか綱の館の下働きの藤の葉=藤子が同行を願い出る。大江山には幼い頃、愛を誓い合い、その後離れ離れとなった幼馴染の茨木がいたのだ。

公演データ

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1986年雪組
16場[1]
併演作品は『スカイ・ハイ・スカイ[10]』。
1988年・雪組
  • 9月3日 - 9月25日(地方公演)[3]
    • 9月3日 一宮[3]
    • 9月4日 瀬戸[3]
    • 9月6日 町田[3]
    • 9月7日 坂戸[3]
    • 9月9日 美濃加茂[3]
    • 9月10日 豊田[3]
    • 9月11日 伊勢[3]
    • 9月13日 新城[3]
    • 9月15日 山梨[3]
    • 9月16日 調布[3]
    • 9月17日 大宮[3]
    • 9月18日 伊勢崎[3]
    • 9月20日 立川[3]
    • 9月22日 銚子[3]
    • 9月23日 東金[3]
    • 9月24日 習志野[3]
    • 9月25日 茨城県神栖町[3]
併演作品は『ザ・レビュースコープ[3]』。
2009年・宙組
併演作品は『Apasionado(アパショナード)!! II』。

出演者一覧(2009年・宙組)

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※宝塚歌劇公式ページの出演者を参照[11]

寿つかさ鈴奈沙也大空祐飛天羽珠紀珠洲春希
北翔海莉十輝いりす大海亜呼花影アリス鳳翔大
花露すみか綾音らいら蓮水ゆうや妃宮さくら舞姫あゆみ
愛花ちさき雅桜歌鳳樹いち花音舞琴羽桜子
千鈴まゆ風羽玲亜野々すみ花花里まな天玲美音
綾瀬あきな舞花くるみ澄輝さやと百千糸松風輝
月映樹茉蒼羽りく星吹彩翔瀬音リサ結乃かなり
美月悠風馬翔愛咲まりあ咲花莉帆
専科所属
萬あきら

スタッフ(1986年・雪組)

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主な配役

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1986年・雪組(宝塚・東京)

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本公演
新人公演

1988年・雪組(地方公演)

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  • 茨木童子 - 平みち[3]
  • 藤子、藤の葉 - 神奈美帆[3]
  • 渡辺綱 - 一路真輝[3]
  • 胡蝶 - 仁科有理

2009年・宙組(博多座)

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  • 茨木童子 - 大空祐飛[12]
  • 藤子、藤の葉 - 野々すみ花[12]
  • 千年杉 - 萬あきら[12]
  • 源頼光 - 寿つかさ[12]
  • 伊勢式部 - 鈴奈沙也[12]
  • 羽黒 - 天羽珠紀[12]
  • 天竜 - 珠洲春希[12]
  • 渡辺綱 - 北翔海莉[12]
  • 酒呑童子 - 十輝いりす[12]
  • 橘少納言 - 大海亜呼[12]
  • 胡蝶 - 花影アリス[12]
  • 坂田公時、六郎太 - 鳳翔大[12]
  • 四面 - 花露すみか[12]
  • 薊 - 綾音らいら[12]
  • 仏 - 蓮水ゆうや[12]
  • 鬼灯 - 妃宮さくら[12]
  • 蛍火 - 舞姫あゆみ[12]
  • 花園衛門、萱野 - 愛花ちさき[12]
  • 藤原保昌、三田 - 雅桜歌[12]
  • 卜部季武 - 鳳樹いち[12]
  • 桂尚侍 - 花音舞[12]
  • 五月雨 - 琴羽桜子[12]
  • 堀河の姫 - 千鈴まゆ[12]
  • 五蔵 - 風羽玲亜[12]
  • 紅少将 - 花里まな[12]
  • 佐渡 - 天玲美音[12]
  • 少年時代の茨木童子 - 綾瀬あきな[12]
  • りんどう - 舞花くるみ[12]
  • 碓井貞光 - 澄輝さやと[12]
  • 少女時代の藤子 - 百千糸[12]
  • 七曲 - 松風輝[12]
  • 六歩 - 月映樹茉[12]
  • 春風 - 蒼羽りく[12]
  • 秋風 - 星吹彩翔[12]
  • われもこう - 瀬音リサ[12]
  • こぞ丸 - 結乃かなり[12]
  • 兼吉、八飛 - 美月悠[12]
  • 広次、九呂 - 風馬翔[12]
  • ひなげし - 愛咲まりあ[12]
  • 侍女 - 咲花莉帆[12]

脚注

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  1. ^ a b 80年史 1994, p. 316、318.
  2. ^ a b c d 2009年博多座・公演案内(宝塚歌劇・公式) 2017年9月20日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 80年史 1994, p. 333.
  4. ^ a b c 80年史 1994, p. 316、318、333.
  5. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 158.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 80年史 1994, p. 316.
  7. ^ a b c d e f g h i j 80年史 1994, p. 320.
  8. ^ a b c d e f g h 80年史 1994, p. 318.
  9. ^ a b 80年史 1994, p. 321.
  10. ^ 80年史 1994, p. 316。318.
  11. ^ 2009年博多座・出演者(宝塚歌劇・公式) 2017年9月20日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an 2009年博多座・主な配役(宝塚歌劇・公式) 2017年9月20日閲覧。

参考文献

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  • 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 

外部リンク

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