大島幹雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。240b:11:4a00:400:5132:2ef0:82e8:c898 (会話) による 2022年3月1日 (火) 07:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎著書)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

大島幹雄(おおしま みきお、1953年8月20日[1] - )は、日本のノンフィクション作家、サーカス学会会長、石巻学プロジェクト代表、石巻若宮丸漂流民の会事務局長。

来歴

宮城県生まれ。早稲田大学文学部露文科卒業。アフタークラウディカンパニー(ACC)勤務。海外からサーカスや道化師を呼んで、日本でプロデュースしていた。2018年アフタークラウディカンパニーを退職。2019年6月にサーカス学会をたちあげ、会長に就任。東日本大震災後生まれ故郷である石巻で、さまざまな復興活動に従事、2015年石巻学プロジェクトを結成、代表となる。同年石巻地区の歴史・文化の発掘、さらには石巻地区の過去・現在・未来を繫ぐための地域誌『石巻学』を創刊、現在まで5号を刊行している。早稲田大学非常勤講師

著書

  • 『サーカスと革命 道化師ラザレンコの生涯』平凡社 20世紀メモリアル 1990
    • 増補版『サーカスと革命——道化師ラザレンコの生涯』水声社、2013
  • 『海を渡ったサーカス芸人 コスモポリタン沢田豊の生涯』平凡社 1993
  • 『魯西亜から来た日本人 漂流民善六物語』廣済堂出版 1996
  • 『シベリア漂流 玉井喜作の生涯』新潮社 1998
  • 『虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』岩波書店 2004
  • ボリショイサーカス東洋書店 ユーラシア・ブックレット 2006
  • 満洲浪漫―長谷川濬が見た夢』藤原書店 2012
  • 『サーカスは私の<大学>だった』こぶし書房、2013
  • 『明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか』祥伝社、2013
  • 『“サーカス学”誕生―曲芸・クラウン・動物芸の文化誌』せりか書房 2015
  • 『語り継ぐ横浜海軍航空隊』有隣新書・有隣堂、2018
  • 『日本の道化師 ピエロとクラウンの文化史』平凡社新書、2021

翻訳

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』

参考