坂根準三

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坂根 準三(さかね じゅんぞう、1888年明治21年〉1月 - 1945年昭和20年〉10月10日[1])は、日本外交官。駐コロンビア公使

経歴

東京府出身。1913年大正2年)、高等文官試験に合格し、1915年(大正4年)に東京高等商業学校(現在の一橋大学)を卒業した[2]1917年大正6年)、外交官及領事官試験に合格し、イギリスに領事官補として赴任した[2]リヴァプール領事、外務事務官・通商局監理課勤務兼特許局事務官、通商局第二課長兼農林書記官アントウェルペン領事などを歴任[2]1927年(昭和2年)、漢口総領事となり、のち青島総領事に転じた[2]1935年(昭和10年)休職となるが、1937年(昭和12年)に復職し、サンパウロ総領事となった[2]1940年(昭和15年)、駐コロンビア公使に就任した[2]

退官した後は、天津日本商工会議所理事となった[3]

脚注

  1. ^ 外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年、343頁。
  2. ^ a b c d e f 人事興信録 1941.
  3. ^ 人事興信録 1943.

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第13版(上)』人事興信所、1941年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。