坂本哲志

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日本の旗衆議院議員 坂本 哲志
生年月日 (1950-11-06) 1950年11月6日(73歳)
出身地 日本の旗熊本県菊池郡陣内村
出身校 中央大学法学部
学位・資格 法学士
前職 熊本県議会議員
所属委員会 総務委員会(理事)
決算行政監視委員会
北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
郵政改革に関する特別委員会
世襲
選出選挙区 熊本3区
当選回数 3回
所属党派自由民主党→)
グループ改革→)
無所属→)
自由民主党(熊本3区
会館部屋番号 衆議院第2議員会館702号室
ウェブサイト 坂本てつし
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坂本 哲志(さかもと てつし、1950年11月6日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(3期)。

概要

経歴

熊本県菊池郡陣内村出身。祖父、父は特定郵便局長を勤めた。熊本商科大学付属高等学校(現熊本学園大学付属高等学校)、中央大学法学部政治学科卒業。大学卒業後、熊本日日新聞社に入社した。

1991年熊本県議会議員選挙に自由民主党公認で出馬し、初当選。同期当選に三浦一水がいる。4回連続当選し、自民党県議団政策審議会長を務めた。

2003年11月の第43回衆議院議員総選挙熊本県第3区から無所属で出馬し、自民党前職の松岡利勝を破り初当選した(松岡は比例復活)。当選後、保守系無所属の新人議員5人で院内会派グループ改革」を結成。翌年グループ改革は解散し、他の4人は自民党に入党したが、坂本は選挙区調整の問題から入党の許可が下りなかった。その後、無所属のまま山崎派に入会。2005年郵政国会では、当初は郵政民営化法案に反対の意向を示していたが、最終的には賛成票を投じた。

2005年9月11日に行われた第44回衆議院議員選挙に自民系でありながら、前回の選挙と同じく無所属で出馬することを余儀なくされた。また対立候補の松岡が復活当選という退路を断って小選挙区一本に絞ったことや、坂本が郵政法案に賛成票を投じたために郵政関係者の支援を得られなかったことが要因となり、松岡に対し7892票差で破れ落選した。

2007年7月29日参議院議員選挙と同日、松岡の死去を受けて行われた衆議院議員熊本3区補欠選挙への出馬(無所属)を表明し、地場の大津町や菊陽町、山鹿市などで手堅く票を集め、77358票を獲得、県農政連・商政連の推薦及び松岡前農相後援会の全面的支援を受けた前熊本県議の荒木義行を13295票差で破り、当選した(2期目)。

同年8月7日、無所属のまま衆院会派「自由民主党・無所属会」に入る。これは、当選確定後、自由民主党熊本県連が坂本の入党届を受理しなかったため。その4ヵ月後の12月18日、熊本県連は坂本の入党を承認、これを受けて自民党本部で正式に入党が認められた。翌12月19日、会派は「自由民主党・無所属会」から「自由民主党」へと変更された。

2008年8月6日、福田康夫内閣改造内閣で総務大臣政務官に任命される。同年9月29日、麻生内閣で総務大臣政務官に再任。

2009年8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙で初めて自民党公認(公明党推薦)で熊本3区から出馬し、自民党に猛烈な逆風が吹き荒れる中、民主党公認の後藤英友(後に、出納責任者が公職選挙法違反で2010年7月29日上告棄却の最高裁決定で有罪確定、これを受けて連座制の適用が確定。後藤は出訴せず、同年8月24日に議員辞職)を6641票差で破り、81506票を獲得し3期目の当選。衆議院文部科学委員会理事(2009年11月-2010年9月)を経て、現在、衆議院総務委員会理事(2010年10月-)、衆議院拉致特別委員会委員(2009年9月-)、衆議院行政監視委員会委員(2011年4月-)、衆議院郵政改革に関する特別委員会委員(2011年6月-)。党国会対策副委員長、党総務部会長代理(ともに2010年9月-)。

発言

  • 2007年7月29日の熊本県第3区補欠選挙に当選した際、坂本が2007年7月30日付で「当選再起を果たすことが出来ました。本当に有(あ)り難(がと)うございました」[1]とウェブサイトに掲載した。公職選挙法178条違反の疑いの指摘を受け、同年8月14日に削除し、謝罪した[2]
  • 2009年1月5日、いわゆる「年越し派遣村」につき、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」「学生紛争の時の戦術、戦略が垣間見えるような気がした」と発言[3]。共産党から「罷免されて然るべき」と批判される。翌日に撤回・謝罪。

脚注

外部リンク