土門拳記念館

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土門拳記念館
Ken Domon Museum of Photography
地図
施設情報
正式名称 酒田市写真展示館[1]
専門分野 写真[2]
収蔵作品数 約10万点[2]
館長 池田真魚[3]
事業主体 酒田市[2]
管理運営 財団法人土門拳記念館(指定管理者[4]
建物設計 谷口建築設計研究所(谷口吉生[5]
延床面積 2,054.39m2[5]
開館 1983年(昭和58年)10月1日[2][5]
所在地 998-0055
山形県酒田市飯森山二丁目13[2]
位置 北緯38度53分28.7秒 東経139度49分25.2秒 / 北緯38.891306度 東経139.823667度 / 38.891306; 139.823667座標: 北緯38度53分28.7秒 東経139度49分25.2秒 / 北緯38.891306度 東経139.823667度 / 38.891306; 139.823667
外部リンク http://www.domonken-kinenkan.jp/
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土門拳記念館(どもんけんきねんかん、Ken Domon Museum of Photography)とは、土門拳(1909年 - 1990年)の写真作品を所蔵・研究・展示するための酒田市立の美術館[2]

概要

土門拳から全作品を寄贈された酒田市(土門の郷里)が[2]1983年(昭和58年)10月1日に開館[5]。 日本最初の写真専門の美術館として、約10万点におよぶ土門作品のすべてを所蔵している[2]。建物は谷口吉生が設計し、1984年(昭和59年)に吉田五十八賞受賞した[2](第9回)。

土門拳記念館は、土門拳の作品について、他の美術館における所蔵を制限する方針をとっている。例えば、山口県立美術館が、自館における展覧会(「戦後写真・再生と展開1945~55」、1990年開催)で、土門拳記念館の協力により展示した「江東の子ども」のシリーズの所蔵を希望したが拒否されたというようなケースがある。また、東京都写真美術館などは土門作品を所蔵していることから、所蔵について美術館の一定の区分をしていることがわかる[要出典]

開催している展覧会など

土門拳の写真作品をテーマ別等で展示する企画がほとんどであるが、

  • 土門拳賞受賞作品の展覧会
  • 酒田市土門拳文化賞受賞作品の展覧会
  • 土門拳の写真作品以外の、書や絵の展覧会

などの企画がなされることもある。

また、展覧会以外にも、ミュージアムコンサートや写真家を招いてのギャラリートークなども行われている。

脚注

  1. ^ 酒田市写真展示館設置管理条例
  2. ^ a b c d e f g h i 高橋不二彦(2014年8月2日). “みちのく建物探訪:山形・酒田市 土門拳記念館 美しい自然環境と調和”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  3. ^ 池田真魚さん(土門拳長女・土門拳記念館館長)”. SPOON net. 2015年7月25日閲覧。
  4. ^ 指定管理者の選定結果について
  5. ^ a b c d 建築について”. 土門拳記念館. 2015年7月25日閲覧。

外部リンク