君は淫らな僕の女王
君は淫らな僕の女王 | |
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ジャンル | 青年漫画、エロティック・コメディ[1] |
漫画 | |
原作・原案など | 岡本倫 |
作画 | 横槍メンゴ |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊ヤングジャンプ ミラクルジャンプ |
レーベル | ヤングジャンプ・コミックス |
発表号 | 週刊ヤングジャンプ2012年8号 - |
発表期間 | 2012年1月19日[1] - |
巻数 | 既刊1巻(2015年9月現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
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『君は淫らな僕の女王』(きみはみだらなぼくのじょおう)は、岡本倫(原作)・横槍メンゴ(作画)による日本の青年漫画。2015年現在、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて不定期連載中。
概要
本作品は、ある願いを叶えてもらう代わりに自制心を一定時間失うようになったヒロインと、その幼馴染を描いたエロティック・コメディである[2]。作品が発表されると、ヒロインの設定や、可愛らしい絵柄とエロ描写のギャップが話題となった[3]。
連載までの経緯
本作品は初め、『週刊ヤングジャンプ』2012年8号に読み切りとして掲載された[1]。その後、『週刊ヤングジャンプ』2012年30号への読み切り掲載[4]を経て、『ミラクルジャンプ』(集英社)No.10から連載を開始[5]。No.12まで連載された。
2013年2月19日、単行本第1巻が発売される[6]。その後、『週刊ヤングジャンプ』2013年36・37合併号と38号に2号連続で読み切りが掲載され[7]、『週刊ヤングジャンプ』2013年50号から不定期で連載を開始した[8]。
ストーリー
本作品の主人公・斉藤アキラは、子供の頃に離れ離れとなった幼馴染・川奈昴が通う学校に合格し、昴と再会を果たす。しかし昴は、再会したアキラに冷たい態度を取る。昴との距離を縮めたいアキラは、クラスで「恋が叶うおまじない」の噂を耳にし、それを実行する。すると、その願いを聞いた「裏の神様」が、寮のアキラの部屋と昴の部屋を繋げてしまう。戸惑うアキラと昴の前に裏の神様が現れ、願いを叶えた報酬として昴から自制心を奪ってしまう。自制心を失った昴は、アキラに対して冷たい態度を取っていた理由を打ち明け、更にアキラに性行為を求め始め、アキラを驚かせる。
その後、昴に許婚がいることが発覚する。アキラはショックを受けるが、昴から「校内の定期試験で3年間1位を取り続けることができたら、好きな男性と結婚してもよい」という約束を父親と交わしたことを伝えられ、また昴が許婚に対して本音をぶちまけるのを目撃し、昴にふさわしい男になることを誓う。
しかし、この直後に実施された定期試験で、昴は1位を取ることに失敗してしまう。そのため、昴は父親から許婚と結婚するよう命令されるが、昴は父親に対して本音をぶちまけ、これを受けて父親も考えを改める。その後、アキラと昴は男女の仲になる。
登場人物
- 斉藤 アキラ(さいとう あきら)
- 本作品の主人公。幼い頃に昴と出会い、以降10年間、昴に好意を抱いている。
- 川奈 昴(かわな すばる)
- 本作品のヒロイン。旧華族出身で、才色兼備のお嬢様。
- 幼い頃にアキラと出会い、それ以来ずっとアキラに好意を抱いている。本来は男勝りでがさつな性格だが、かつてアキラから「男女(おとこおんな)」とからかわれたことがきっかけで、女の子らしく振舞うようになる[注 1]。また変態な一面もあり、アキラのことを考えてしょっちゅうオナニーをしている。
- 幼い頃から父親には逆らえず、自身の欲求を抑え続けてきた結果、強い自制心を身に付けている。しかし、裏の神様に願いを叶えてもらった対価として、1日に1時間、自制心を失うようになり、その間は自身の本心や欲求のままに行動する。
- 川奈真奈
- 昴の妹。
- 裏の神様
- 恋愛成就の神様。
登場用語
- おまじない
- 本作品に登場するおまじないでは、裏の神様に「言う通りにする」と誓い、願い事をすると、裏の神様がその願い事を叶えてくれる。ただし、おまじないが成立するには、相手の人間も同じ願い事をすることが必要となる。
- おまじないが成立した場合、2人のうち先に願い事を唱えた人間が「主・契約者」、後から願い事を唱えた人間が「従・契約者」となる。そして、願い事を叶えた報酬として、裏の神様は、1日に1時間、主・契約者から自制心を奪う。なお、主・契約者から得た自制心が規定量に達した場合は契約満了となり、おまじないの効果は消え、同時に主・契約者は自制心を失わなくなる。
書誌情報
- 岡本倫(原作)・横槍メンゴ(作画) 『君は淫らな僕の女王』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、既刊1巻(2013年2月19日現在)
- 2013年2月24日第1刷発行(2月19日発売[集 1])、ISBN 978-4-08-879525-6
脚注
注釈
- ^ ただし、アキラに対しては「女の子っぽく振舞う自分を見せるのが恥ずかしい」という思いを抱いており、そのため当初アキラに冷たく接しており、本心を明かした後も本来の性格で接している。
出典
- ^ a b c “岡本倫×横槍メンゴ、異色コラボのエロコメがヤンジャンに”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年1月19日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “岡本倫×横槍メンゴ「君は淫らな僕の女王」フルカラーの袋とじでMJに”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年3月17日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “横槍メンゴの記事まとめ”. コミックナタリー. ナターシャ. 2015年9月13日閲覧。
- ^ “「乙女のホゾシタ」のマドカマチコがエロマンガ家描く連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年6月21日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “柴田ヨクサル新連載「巫鎖呱 MISAKO」ミラクルジャンプで”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年8月16日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “横槍メンゴ×岡本倫の2社合同フェア開催!横槍初サイン会も”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年2月14日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “テラフォーマーズ×逢沢りなの別カバーがヤンジャンに”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年8月8日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ “17万部突破の「君は淫らな僕の女王」、不定期連載で再登場”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年11月14日). 2015年9月13日閲覧。
集英社BOOK NAVI
以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
外部リンク
- 君は淫らな僕の女王 - 週刊ヤングジャンプ公式サイト