井手三千男

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井手 三千男(いで みちお、1941年 - 2006年6月26日)は、日本写真家

生涯

広島市安佐北区安佐町後山出身。多摩美術大学卒業。

4歳の夏(1945年8月6日)、自宅から広島市に投下された原子爆弾キノコ雲を見る。

多摩美大卒業後、広島市で広告会社に勤務していたが、1968年独立。広島に原爆が投下された後の写真を撮影し調査・研究活動などをした。

広島市や原爆資料館が刊行した出版物の編集の大半に関わり、被爆の記憶を印画紙に残した。「図説戦後広島市史」ではB-29が原爆投下直後にキノコ雲を撮影した6,000m上空からの撮影に挑んだ。

また、広島県の文化財の出版にも携わり、多くの文化財を空撮など様々な手法で撮影を行った。原爆ドーム厳島神社世界遺産登録時には公式写真も撮影している。

写真家としての活動のかたわら、建築、民俗、環境問題などにも造詣が深く、多方面にわたりアドバイザーとして活躍した。

肺癌のため2006年6月26日に65歳で死去。