井上逸兵

社会言語科学会理事・事業委員長、日本英語学会評議員、日本語用論学会運営委員、日本認知言語学会理事、地球ことば村・世界言語博物館副理事長。

人物・来歴

石川県金沢市出身。1985年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、1987年慶應義塾大学文学部卒業、1989年慶應義塾大学修士課程文学研究科修了。 1989年富山大学講師〜助教授、1994年信州大学人文学部助教授、2002年慶應義塾大学法学部助教授〜教授を経て、現在は、慶應義塾大学文学部英米文学専攻教授。相互行為の社会言語学、談話分析、社会語用論などの観点から、英語と日本語の諸側面を研究している。担当するゼミの卒業生には、日本テレビアナウンサーの水ト麻美がいる。慶應義塾体育会水泳部部長を務めており、水泳部OBにはフジテレビアナウンサーの榎並大二郎、ロンドンオリンピック銅メダリストの立石諒がいる^[1]^[2]。血液型はB型。

『英語学文献解題・言語学Ⅱ』（唐須教光編、研究社、2000年）
『入門語用論研究』（小泉保編、研究社、2001年）
『認知言語学のキーワード事典』（辻幸夫編、研究社）2002年
『応用言語学事典』（小池生夫編集主幹・井出祥子、河野守夫、鈴木博、田中春美、田辺洋二、水谷修（編）、研究社、2003年）
『新編　認知言語学のキーワード事典』（辻幸夫編、研究社、2003年）
『開放系言語学への招待―文化・認知・コミュニケーション―』（慶應義塾大学出版会、2008年）
"Advances in Discourse Approaches"　(edited by Marta Dynel, Cambridge Scholars Publishing, 2009）
『ことばの意味と使用―日英語のダイナミズム―』（澤田治美・高見健一編、鳳書房、2010年）
『くらべてわかる英文法』（畠山雄二編、くろしお出版、2012年）
『酒運び(サケハコビ)─情報と文化をむすぶ交流の酒- 』（ほろよいブックス、社会評論社、2013年）
『Writing Seeker―文法からパラグラフライティングへ』（金星堂、2015年）［共著者：飯島あす香］

ペーテル・ヤーデンフォシュ『ヒトはいかにして知恵者（サピエンス）となったのか―思考の進化論』（研究社、2005）（原典：Peter Gärdenfors, 2003. How Homo became Sapiens: On the Evolution of Thinking. Cambridge University Press）

ジョン・ガンパーズ『認知と相互行為の社会言語学－ディスコース・ストラテジー－』（松柏社、2004年）［共訳者：出原健一・花崎美紀・荒木瑞夫・多々良直弘］（原典：John J. Gumperz. 1982.　Discourse Strategies.　Cambridge University Press.）
ヤムナ・カチュルー、ラリー・E・スミス『世界の英語と社会言語学―多様な英語でコミュニケーションする』（慶應義塾大学出版会、2013年）［共訳者：多々良直弘、谷みゆき、八木橋宏勇、北村一真］

レイモンド・W. ギブズ Jr. 『比喩と認知―心とことばの認知科学』（研究社、2008年）［共監訳者：辻幸夫、訳者：小野滋、出原健一、八木健太郎］（原著：Raymond W. Gibbs. 1994. The poetics of mind: figurative thought, language, and understanding. Cambridge University Press.）

InterFM BARAKAN MORNING（DJ：ピーター・バラカン）"Talking About Language"のコーナー（2010年6月3日〜2012年3月28日）
InterFM CATCH UP!（DJ:柳井麻希）"CATCH UP!@COLUMN　Talking about language"のコーナー（2012年6月27日〜2013年3月27日）^[3]
InterFM BARAKAN MORNING（DJ：ピーター・バラカン/稲葉智美）"Talking About Language"（水曜日）のコーナー（2014年4月2日〜2014年9月24日）^[4]