于頌

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獲得メダル

于頌
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
柔道
オリンピック
2016 リオデジャネイロ 78kg超級
世界選手権
2015 アスタナ 78kg超級
2017 ブダペスト 78kg超級
ワールドマスターズ
2013 チュメニ 78kg超級
2015 ラバト 78kg超級
グランドスラム
2014 アブダビ 78kg超級
アジア選手権
2015 クウェートシティ 78kg超級
2005 タシュケント 78kg超級
2005 タシュケント 無差別

于 頌(う しょう 1987年8月6日 - )は、中国山東省青島市出身の柔道選手。階級は78kg超級。身長182cm。体重128kg[1][2][3]

人物

2005年のアジア選手権78kg超級では杉本美香に敗れて2位だったが、無差別では3位となった[2]。地元で開催された青島国際では優勝している。以降、グランプリ・青島を含めて今大会では7回の優勝を果たした。しかしながら、この階級には佟文秦茜などより活躍していた選手がいたことからなかなか代表にはなれなかった[2]。その後、佟文が国際大会に出場しなくなった2013年には、ワールドマスターズで優勝を成し遂げた[4]。2014年にはグランドスラム・アブダビでも優勝を飾ったにもかかわらず、世界選手権代表の座は逃し続けた。2015年にはアジア選手権で優勝を果たし[5]ワールドマスターズでは2連覇を飾っている[6]。8月の世界選手権では決勝で日本の田知本愛を指導2で破って優勝したが[7]、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは準決勝で金メダルを獲得したフランスのエミリ・アンデオルに敗れて銅メダルに終わった[1][3][8]。2017年の世界選手権では決勝で朝比奈沙羅と対戦すると、指導1を先取されるもその後に偽装攻撃とも取れる巻き込み技を幾度となく仕掛けて手数を積み、指導2を取り返して勝利して2連覇を果たした[9]。その実績が評価されて国内オリンピック委員会連合(ANOC)から最優秀女性選手賞が贈られた[10]

IJF世界ランキングは2650ポイント獲得で9位(19/3/25現在)[11]

主な戦績

(階級表記のない大会は全て78kg超級での成績)

(出典[3]JudoInside.com)。

脚注

外部リンク

  • 于頌 - JudoInside.com のプロフィール(英語)