中村比呂志
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なかむら ひろし 中村 比呂志 | |
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| 生誕 |
1962年1月23日 日本・東京都練馬区 |
| 出身校 | 埼玉大学大学院経済科学研究科 |
| 職業 | 実業家 |
| 肩書き |
セレクトホテルズグループ 代表取締役 |
中村 比呂志（なかむら ひろし、本名: 中村 寛[1]）は、日本の実業家。
東京都出身。埼玉大学大学院経済科学研究科修了。大手水道メーカーの総務・人事を歴任後、マンションデベロッパー取締役社長を辞して、2003年にコンサルタントとして独立。2005年11月にセレクトホテルズグループを設立、現在に至る[2]。日本全国47店舗、インドネシア1店舗のホテルを運営[3]。
概要[4]
東京都練馬区に生まれ学生時代は都内と埼玉で過ごす。埼玉大学大学院経済科学研究科。
卒業後は大手家具メーカーに就職、2年後に大手水道メーカーで総務・人事を15年ほど勤めた。
その後、株式公開を目指していたマンションデベロッパーに転職。
2005年にコンサルタントとして株式会社エフ・イー・ティーシステムを創立。ホテル事業再生を生業とし、第一号は長野プラザホテルからスタートし現在に至る[5]。
人物・来歴[4]
1962年1月23日生まれ東京都練馬区出身[6]。父は映画監督の中村州志。
学生時代は都内の公立高校を卒業後、大学進学を希望していた。しかし父からの「本気で勉強する気がない状態で大学へ行っても意味がない」という信念から受験の許可が下りず、急きょOA機器メーカーの販売会社に知人の紹介で入社する事となった。しかし、大学進学の夢は諦めきれず、大学へ入学、卒業する。その後、埼玉大学大学院経済科学研究科を修了した。大学院では、章立てをしモノを考える起承転結を学んだことが一番印象に残っていると話している。
大学在学中に自ら企画したアクセサリーをブティックに卸していた。卒業後、大手家具メーカーに就職。2年後、顧客であった大手水道メーカーにスカウトされ、総務・人事畑で15年ほど勤めた。
その会社の持ち株会など株式上場案を作ったが、役員会等で決議されず否決になったため退職。株式公開を目指していたマンションデベロッパーにCOOとしてヘッドハンティングされ、丸3年実質的な経営トップとして会社運営を行う。マンションデベロッパー在籍時、同じ会社で働いていた3人で経営コンサルティングを生業にする新会社を設立。
2005年創立の「株式会社エフ・イー・ティーシステム」の誕生となった。また、会社設立と共に名前もビジネス名で中村比呂志とした。会社は、ホテル事業再生を生業とし、第一号は長野プラザホテルからスタートした[7]。
現在は、経営者としての顔と、国内A級ライセンス・国際C級ライセンスのレーサーとしての顔も持つ。
スーパー耐久レースや国内カーレースにコンスタントに参加。有名ドライバーとの交流も深い[4]。
家系・家紋
中村家の発祥は京都綾部市であり今でも綾部市との関係は深く、中村本家は綾部市の複数の神社で宮司を担っている家柄である[8]。
父は日本アカデミー賞を2度受賞（麻雀放浪記・マルサの女）した映画美術監督の中村州志である。
家紋は「日本十大家紋」と呼ばれる「丸に剣片喰（まるにけんかたばみ）」[9]で自身で展開するホテルブランド「寛楽」のマークもこの御紋を採用した。
仕事について[4]
起業のきっかけ
マンションデベロッパーの社長をしていた時期に、友人のホテルコンサルタントの方から紹介を受け、たまたまホテル再生事業の相談をもらった。快諾すると、１週間で物件が一つ決まったと伝えられる。その会社社長とは懇意にしており、一度氏と仕事がしたかったと話をもらう。
10年後には100億にしますと宣言、12年後に売上100億を達成し再生を果たす。再生事業第一号店の来店初日に50店舗まで広げると従業員へ宣言し、14年目で47店舗を達成。16年目で再生・新築合わせて52店舗を運営する運びとなる。
海外への展望
中学1年の頃、社会科教師から「将来、日本ももっと国際化しなくてはいけない。」と言われた言葉を忘れられずにいた。また学生時代、ドジャースの野茂選手が体格の良いアメリカ選手相手に一歩も引かずに投げる姿をTVで見て感銘を受け、いつか自分も海外で勝負したいと想いを抱くようになる。 社会人1年の頃、顧客先が小さな貿易会社だった事から、オフィスをたびたび訪れる事があった。その取引先が東南アジアだった事で、海外へ進出したいという想いを抱くようになった。現地の方と会う機会があったが、皆生き生きとしており人生を謳歌していた。その事は鮮明に覚えており、のちに東南アジアに系列ホテルを出すきっかけにもなる。
また、2017年の祝賀会の際にも「熊本のこのホテルはグループの旗艦ホテル。古賀社長にはしっかりと頑張ってもらいたい。グループホテルは現在、全国で35店。これを50店まで増やしていきたい。また、今後はアジアを中心に海外でもホテルを展開する」などと挨拶した。 [10] 中村氏曰く「今までは国内で十分な経済活動を行う事が出来たが、これからは世界で戦える日本人を養いたいと感じています。」と話す。2019年度の新入社員57名のうち1/3が外国人である事からも海外展望が伺える[4]。
新たな挑戦
西暦2030年までの新たな挑戦として、国連で採択されたSDGsの目標を我々グループの経営戦略にしっかりと取り組み、環境イノベーションホテルの展開を図る。第15期は「グループ企業の複数店舗経営推進の年」を標語に掲げ、地域社会と共に飛躍を目指すとともに、引き続き外国人の社員採用も積極的に推進する。[11]
脚注
- ^ 会社概要・アクセス・沿革 [リンク切れ]
- ^ 財界研究所 (2015/2/24). “国内の出店エリア拡大 海外発信ブランドのスタート”. 財界 1571: 112.
- ^ “大都市圏 あと38店舗 アパート事業で海外展開”. 埼玉新聞. (2020年9月24日)
- ^ a b c d e 経和会報 (2019). 経和会報.
- ^ “大都市圏 あと38店舗 アパート事業で海外展開”. 新潟新聞. (2020年9月24日)
- ^ “中村比呂志 代表取締役 インタビュー”. 群馬新聞. (2020年9月24日)
- ^ “実業家 中村比呂志について”. 日本工業新聞. (2020年9月24日)
- ^ “実業家 中村比呂志について”. 長野建設新聞. (2020年9月26日)
- ^ “丸に剣片喰(片喰紋)について解説！由来や意味・戦国武将一覧”. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “「強い情熱で社業と地域の発展を・・」・・古賀ニュースカイ社長・祝賀会”. くまもと経済. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “中村比呂志代表ご挨拶”. 株式会社エフ・イー・ティーシステム. 2020年9月24日閲覧。
外部リンク
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