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中村栄一

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中村 栄一(なかむら えいいち、1951年2月24日 - )は有機化学者東京大学大学院理学系研究科教授。東京生まれ。

略歴

業績

亜鉛など種々の金属元素を用いる反応を開発。また、銅触媒によるフラーレンへの五重付加反応を足がかりに、新規液晶材料や二重膜ベシクルを創出するなど、フラーレン科学の研究を次々と発表している。2007年にはカーボンナノチューブ内に化合物を閉じ込め、電子顕微鏡によって1分子の動きを観察することに成功した[1]

門下生

山子茂京都大学)、徳山英利東北大学)、森聖治茨城大学)など。

脚注

  1. ^ Koshino, M.; Tanaka, T.; Solin, N.; Suenaga, K.; Isobe, H.; Nakamura, E. (2007). “Imaging of Single Organic Molecules in Motion”. Science 316: 853. doi:10.1126/science.1138690. http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/316/5826/853. 

外部リンク