上海航天技術研究院
表示
種類 | 国有 |
---|---|
略称 | SAST |
本社所在地 | 中国・上海市、閔行区[1] |
設立 | 1961年8月1日 |
業種 | 宇宙開発 |
所有者 | 中国 |
上海航天技術研究院(SAST)(中国語: 上海航天技术研究院)は中国航天科技集団公司(CASC)傘下の中国の宇宙機関。第八研究院、八院とも呼ばれる[2]。社員は2万名前後で予算は17億元程度とされる。
1961年8月に上海市第二機電工業局(上海市第二机电工业局)として設立され、1993年に現在の名称に改名した[3]。
SASTはロケット・衛星やその部品の設計、開発、製造などを行っている。宇宙機械では風雲[4]、遥感[5]や嫦娥計画での開発に関わっている。ロケットでは長征2号丁[6]、長征4号甲など長征ロケット系統の開発を行っているほか、風暴1号全体の設計、製造なども行った。風暴1号は3機の軍事衛星を打ち上げたものの失敗も多く、詳細は発表されていないがSASTも責任を取らされたとされる[7]。
註
[編集]- ^ “Shanghai Aerospace City”. 15 December 2013閲覧。
- ^ “上海航天技术研究院”. 中国航天科技集団公司. 2014年9月17日閲覧。
- ^ “Shanghai Academy of Spaceflight Technology”. 15 December 2013閲覧。
- ^ 富窪高志. “中国の宇宙活動について”. p. 56. 2014年9月17日閲覧。
- ^ “我が国の宇宙開発利用を巡る状況について”. 宇宙航空研究開発機構. p. 15. 2014年9月17日閲覧。
- ^ “遠隔探査衛星7号の打ち上げに成功”. 2014年9月17日閲覧。
- ^ “Shanghai Academy of Spaceflight Technology”. 15 December 2013閲覧。
- ^ “世界の宇宙技術力比較と中国の宇宙開発の現状について”. 宇宙航空研究開発機構特別資料. 宇宙航空研究開発機構. p. 48. 2014年9月17日閲覧。