上杉朝方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。松茸 (会話 | 投稿記録) による 2014年11月8日 (土) 09:51個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (旧暦換算)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

上杉 朝方(うえすぎ ともかた、生年不詳 - 応永29年10月14日1422年10月29日))は、室町時代守護大名越後守護。上杉房方の長男。頼方憲実重方清方は弟。子に房朝朝定山本寺氏祖)。

応永28年(1421年)に父房方が死去したため、跡を継いだ。この時期、室町幕府鎌倉公方足利持氏は一触即発であり、朝方は弟の憲実が関東管領である事から鎌倉派ではないかと疑われ、疑いを晴らすため、応永29年(1422年)6月に京都の自邸で将軍足利義持を歓待した。

しかし、父の後を追うように10月14日に急死した。子の房朝が次の守護になるはずだったが、弟の頼方が幼い房朝の後見人として守護を継承した。