一見理沙
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
 日本
| ||
| 柔道 | ||
| ユニバーシアード | ||
| 銅 | 1999 パルマ・デ・マヨルカ | 63kg級 |
| 東アジア競技大会 | ||
| 銅 | 1997 釜山 | 66kg級 |
一見 理沙（かずみ りさ、1978年4月24日 - ）は茨城県ひたちなか市出身の日本の柔道家。身長167cm。得意技は大外刈[1]。
経歴
柔道は大島中学に入学してから始めた。3年の時には全国中学校柔道大会の56kg超級で決勝まで進むも、夙川学院中学1年の薪谷翠に横四方固で敗れた[2]。 土浦日本大学高等学校に入学後、高校2年の時に全国女子体重別66kg級で住友海上の木本奈美を判定で破って優勝したことにより、オリンピック代表候補として一躍脚光を浴びることになった。続く全国高等学校柔道選手権大会では決勝で旭川南高校2年の上野雅恵を腕挫十字固で破って優勝した[2]。
3年の時には選抜体重別の決勝でそごうの松尾徳子を指導で破って優勝したことにより、高校生ながらアトランタオリンピック代表に選出された[2]。オリンピックでは初戦を勝ち上がるものの、2戦目で台湾の呉玫玲に開始10秒の大外返であっけなく敗れた[3]。
1997年には筑波大学に進学すると、1年と3年の時に全国女子体重別、2年の時に体重別で優勝するなど活躍をするが、再び個人戦で代表になるまでには至らなかった。2001年同大学を卒業。
主な戦績
- 1993年 - 全国中学校柔道大会 56キロ超級 2位
- 1995年 - 全国女子体重別 66キロ級 優勝
- 1996年 - ブルガリア国際 66キロ級 3位
- 1996年 - 全国高等学校柔道選手権大会 66キロ級 優勝
- 1996年 - 体重別 66キロ級 優勝
- 1996年 - 世界ジュニア 66キロ級 3位
- 1997年 - 東アジア競技大会 66キロ級 3位
- 1997年 - 学生体重別 66キロ級 優勝
- 1997年 - 全国女子体重別 66キロ級 優勝
- 1997年 - 福岡国際女子柔道選手権大会 66キロ級 2位
- 1998年 - ドイツ国際 63キロ級 2位
- 1998年 - 体重別 63キロ級 優勝
- 1998年 - ワールドカップ国別団体戦 5位
- 1999年 - 体重別 63キロ級 2位
- 1999年 - ユニバーシアード 63キロ級 3位
- 1999年 - 全国女子体重別 63キロ級 優勝
- 2001年 - 体重別 63キロ級 2位
(出典[2]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ ｢平成8年度前期男女強化選手名鑑｣近代柔道 ベースボールマガジン社、1996年8月号
- ^ a b c d ｢ZOOM IN 素顔 一見理沙｣近代柔道 ベースボールマガジン社、1996年5月号、57-59頁
- ^ ｢第26回オリンピックアトランタ大会柔道競技｣近代柔道 ベースボールマガジン社、1996年9月号、40頁
- ^ おまけ - 米田柔整専門学校
外部リンク
- 一見理沙 - JudoInside.com のプロフィール（英語）