ロールス・ロイス・ゴースト

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ゴーストGhost)は、ロールス・ロイス・モーター・カーズが製造する、高級セダン。

初代

ロールスロイス・ゴースト シリーズII
ROLLS-ROYCE GHOST SERIES II
概要
販売期間 2010年 -
ボディ
ボディタイプ 観音開き4ドア セダン
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 6,591ccV型12気筒DOHC直噴ツインターボ
最高出力 570PS/5,250rpm
最大トルク 780Nm/1,500rpm
変速機 8速AT
前:ダブルウィッシュボーンエアサスペンション
後:マルチリンクエアサスペンション
前:ダブルウィッシュボーンエアサスペンション
後:マルチリンクエアサスペンション
車両寸法
ホイールベース 3,295mm
3,465mm(ロングホイールベース)
全長 5,400mm
5,570mm(ロングホイールベース)
全幅 1,950mm
全高 1,550mm
車両重量 2,480kg
2,580kg(ロングホイールベース)
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2009年3月のサロン・アンテルナショナル・ド・ロトで、コンセプトモデルの「ロールス・ロイス・200EX」が公開され、同年4月の上海モーターショーで「ゴースト」に改名した。開発当時の名称は「RR04」だった。同社のファントムを一回りほど小型化したサイズである。日本では2009年より販売が開始された。ドアはロールス・ロイスの例に漏れず観音開きである。

2014年に約5年ぶりにマイナーチェンジを行い、シリーズIIとなった。ヘッドライトの意匠変更のほか、ボンネット、フロントグリルがわずかに変更されている。ヘッドライトはステアリングの舵角によって向きを変える機能が搭載された。日本では同年10月31日に発売された[1]

派生車種として、クーペ版のレイス2013年より販売開始された。こちらは、エンジン出力がより引き上げられている。

2代目

ロールス・ロイス・ゴースト
概要
販売期間 2021年-
ボディ
ボディタイプ セダン
エンジン位置 フロント
駆動方式 4WD
パワートレイン
エンジン V型12気筒DOHC48バルブツインターボ
最高出力 420kw(571PS)/5000rpm
最大トルク 850Nm/1600rpm-4250rpm
変速機 8速AT
フロント:ダブルウィッシュボーン リア:5リンク式
フロント:ダブルウィッシュボーン リア:5リンク式
車両寸法
ホイールベース 3295mm
全長 5545mm
全幅 2000mm
全高 1570mm
車両重量 2540kg
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2020年に11年ぶりの2代目ゴーストが発表された。Post opulence(ポストオピュレンス)「脱・贅沢」をコンセプトとしプラットフォームは刷新され先代と同じなのはマスコットとリアドアの傘入れ以外はすべてゼロから開発された。

脚注

  1. ^ 「ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII」発売Web CG

外部リンク