ロータス・T128 (ル・マン・プロトタイプ)

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ロータス・T128 (プロトタイプカー)
カテゴリー ル・マン・プロトタイプ LMP2
コンストラクター ロータス (アデスコデワ)
デザイナー James Key[1]
主要諸元
シャシー カーボン・ファイバー ハニカム モノコック
サスペンション(前) 独立懸架ダブルウィッシュボーンプッシュロッドシステム
サスペンション(後) 独立懸架ダブルウィッシュボーンプッシュロッドシステム
エンジン プラガ 3.6 L (3,600 cc) 90度V8 NA ミッドシップl縦置き
トランスミッション ヒューランド TLSM 200 6速 シーケンシャル方式MT ビスカスLSD
燃料 ガソリン
主要成績
チーム ロータス
ドライバー アメリカ合衆国の旗 ケヴィン・ウィーダ
イギリスの旗 ジェームズ・ロシター
イタリアの旗 ヴィタントニオ・リウッツィ
ドイツの旗 トーマス・ホルツァー
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
出走優勝ポールFラップ
8000
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ロータス・T128 (Lotus T128) [2]は、ル・マン・プロトタイプのLMP2カーのレギュレーションに基づいて開発されたプロトタイプレーシングカー

概要

ドイツアデス( Advanced Design Engineering Systems Solutions AG、略称: "Adess AG" )とコデワ・レーシングチームの共同開発によって製作され、ロータス社に車名の冠号(タイトル)のスポンサーシップを受けてLMP2のカテゴリーに2台体制で2013年のFIA 世界耐久選手権に参戦デビューを果たした。コデワは、他のシリーズのカスタマー・チームにもT128の提供を計画していた[1]。T128は、ドライバーの視認性と安全性を高めることによって、2014年のル・マン・プロトタイプのレギュレーションにも適合できるように開発されている[3]。T128は、チェコのマニュファクチャラーのプラガのロゴを付けたジャッド製エンジンを搭載した[4]

2013年のル・マン24時間レースで、2台のT128が出走した。31号車は17周目でリタイアし、32号車は219周目でリタイアした[5]

2013年のシーズン終了後、ロータスはLMP2からLMP1カテゴリーにステップアップし、レースカーもT128に替わって新しいLMP1カーのCLM P1/01を投入することを決めている。

脚注

  1. ^ a b Lotus LMP2 with new project in 2013”. ロータス・LMP2 (2012年6月15日). 2013年2月16日閲覧。
  2. ^ Lotus LMP2 2013”. 2013年2月12日閲覧。
  3. ^ Production of the Lotus T128 is well underway”. Lotus LMP2 (2013年2月12日). 2013年2月16日閲覧。
  4. ^ Lotus LMP2 teams up with Praga and Jan Charouz”. Lotus Praga LMP2 (2013年3月29日). 2013年3月29日閲覧。
  5. ^ Race – Final Classification” (PDF). Automobile Club de l'Ouest (2013年6月23日). 2013年6月23日閲覧。

外部リンク