ラブ イズ Cash

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ラブ イズ Cash
レベッカシングル
初出アルバム『WILD & HONEY
B面 恋するおもちゃ
リリース
規格 7インチシングル
ジャンル ロック
レーベル CBS・ソニー / FITZBEAT
作詞・作曲
チャート最高順位
レベッカ シングル 年表
ヴァージニティー
1984年
ラブ イズ Cash
1985年
フレンズ
(1985年)
収録アルバムWILD & HONEY
フリーウェイ シンフォニー
(3)
ラブ イズ Cash
(Special Remix)
(4)
蜃気楼
(5)
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ラブ イズ Cash」(ラブ イズ キャッシュ)は、レベッカの3枚目のシングル1985年4月21日CBS・ソニー / FITZBEATから発売された。

背景[編集]

メンバーの木暮武彦ギター・リーダー)と小沼達也ドラムス)の2人が脱退しメンバーチェンジという危機を乗りこえ、古賀森男(ギター)と小田原豊(ドラムス)を迎えた新生レベッカとしてリリースした最初のシングル。

制作[編集]

ラブ イズ Cash[編集]

作詞家として活動していた沢ちひろのデビュー作である[1]

リリース当初、メンバーのNOKKOが和製マドンナと呼ばれたファッションに身をまとい、同時期にリリースされた「マテリアル・ガール」のメロディが酷似していることで話題となった楽曲で[2]、当時『rockin'on』のライターで音楽評論家市川哲史は「『絵に描いたような流行最先端トラック』を、堂々とまんまやるとは。『洋楽コンプレックス』の裏返しっぷりに、『やっぱりな』と一気に興味を失った」と評価している[3]。NOKKOは後に「もう汚点だわ一生の。汚点と言っちゃうと当時聴いてくれた人に申し訳ないんだけど」「一般的に認められてる部分は、ハッキリ言って褒められたもんじゃなかったと思うよ。パクってようとなんだろうと、そういうのもどうでもよかったんだよね。そうした原曲の威力を取り除いてもすごくパワフルなものが、自分でも感じられたのね」と語っている[4]

恋するおもちゃ[編集]

作詞は松井五郎、作曲は中崎英也が手がけ、レベッカの楽曲の中で唯一、メンバーによる作詞・作曲ではない楽曲である。

チャート成績[編集]

レベッカにとって、初ヒット曲でオリコン最高位30位を獲得した。

収録曲[編集]

7インチシングル
全編曲: レベッカ
#タイトル作詞作曲時間
1.ラブ イズ CashNOKKO沢ちひろ土橋安騎夫
2.恋するおもちゃ松井五郎中崎英也
合計時間:

レコーディングメンバー[編集]

脚注[編集]