モーラミャイン

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モーラミャイン
Mawlamyaing
モスク(かつてムスリム商人が来訪していたことを示す)
モスク(かつてムスリム商人が来訪していたことを示す)
座標 : 北緯19度45分 東経96度12分 / 北緯19.750度 東経96.200度 / 19.750; 96.200
行政
ミャンマーの旗 ミャンマー
  モン州
 市 モーラミャイン
Mawlamyaing
人口
人口 (2006現在)
  市域 300,000人
その他
等時帯 ミャンマー標準時 (UTC+6:30)
ガウンセー島

モーラミャイン(Mawlamyaing)は、ミャンマーの都市。モン州の州都。人口は約30万人で、ミャンマー第三の規模を有する。

アンダマン海のモッタマ湾(マルダバン湾)に近い。サルウィン川沿岸にあり、対岸のモッタマ(マルダバン)へはフェリーが運航している。2006年には両都市を結ぶ橋が開通した。対岸のモッタマからヤンゴンへ鉄道・道路が通じており、モーラミャインからはマレー半島を下る鉄道道路が延びている。モン人地域における最大の都市であり、モーラミャイン大学では多くの学生が学んでいる。

1827年から1852年までは、英領ビルマの都であった。

イギリスの文学者ジョージ・オーウェルは、一時英領インド帝国の警察官を務めており、モーラミャインが赴任先であった。この地での植民地支配に対する彼の葛藤は、エッセイ「象を撃つ」に示されている。

外部リンク