マルクトツォイルン

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紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: バイエルン州
行政管区: オーバーフランケン行政管区
郡: リヒテンフェルス郡
市町村連合体: ホーホシュタット=マルクトツォイルン行政共同体
緯度経度: 北緯50度10分03秒 東経11度10分15秒 / 北緯50.16750度 東経11.17083度 / 50.16750; 11.17083座標: 北緯50度10分03秒 東経11度10分15秒 / 北緯50.16750度 東経11.17083度 / 50.16750; 11.17083
標高: 海抜 292 m
面積: 6.86 km2
人口:

1,573人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度: 229 人/km2
郵便番号: 96275
市外局番: 09574
ナンバープレート: LIF, STE
自治体コード:

09 4 78 144

行政庁舎の住所: Am Flecken 29
96275 Marktzeuln
ウェブサイト: www.marktzeuln.de
首長: グレゴール・フリートライン=ツェヒ (Gregor Friedlein-Zech)
郡内の位置
地図
地図

マルクトツォイルン (ドイツ語: Marktzeuln) はドイツ バイエルン州 オーバーフランケン行政管区 リヒテンフェルス郡市場町で、ホッホシュタット=マルクトツォイルン行政共同体の本部所在地である。

地理[編集]

マルクトツォイルンはローダッハ川沿いに位置し、堰と2つの水車(左岸のアンガーミューレと右岸のハインツェンミューレ)が残っている。

自治体の構成[編集]

この町は、公式には3つの地区 (Ort) からなる[2]。集落は以下のとおり。

  • ホルプ・アム・マイン
  • マルクトツォイルン
  • ツェトリッツ

歴史[編集]

この集落は、"Cylen"という名称で1070年に初めて史料(14世紀バンベルク写本)に現れる。「Markt Zeile(市場の並ぶ通り)」に由来するこの町の名は、市場町としての伝統を強調している。雑貨市は、1960年代まではHauptstraße(ハウプトシュタラーセ、本通り)の「アム・フレッケン」で、それ以降は「Marktstraße(市場通り)」やそれに隣接した通りで4週間に1度日曜日に開かれている。この市では、特に衣料品に重点を置いた幅広い品揃えの商品が並べられ、このため時に「プルオーバー市」とも呼ばれる。

行政[編集]

議会[編集]

議会は、町長を含めて13議席である。

紋章[編集]

「銀色の盾の中、水平な緑色の枝に黒いフクロウがとまっている」緑-黒-銀の色は、この町の色を示している。

文化と見所[編集]

建築物[編集]

楼門(トーアハウス)

坂道になったメインストリート沿いに木組み建築が並んでおり、その中程に塔を持つ立派な木組みのラートハウス(市議会堂)がある。この通りの上の端は楼門(トーアハウス)のある集落につながっている。この木組み建築群は、保護建造物となっている。

恒例行事[編集]

  • 6月の終わりに、「ツォイルンの自由射撃」と名付けられた射撃大会が、古い射撃場のフェストプラッツで行われる。このフェストプラッツは、クリ(またはトチノキ)の木立に囲まれ、見物人が木陰に入ることができるため人気がある。射撃大会では、見物客がローダッハ川の両岸を行き来できるよう、射撃愛好会のメンバーが木製の橋を架ける。
  • 8月の第2週の週末(金曜日から日曜日)に、牧歌的な「リーベスインゼル」でマルクツォイルン消防署志願者のローダッハフェストが開催される。これはマルクトツォイルンを貫いて流れ下るローダッハ川の川岸で行われる。フランケン地方のおいしい料理や、コクのある地ビールが夕方遅くまで供される。

引用[編集]