ペール・ヴァールー

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ペール・ヴァールーPer Fredrik Wahlöö, 1926年8月5日 - 1975年6月22日)は、スウェーデンの小説家。

人物[編集]

ヨーテボリ出身。

大学卒業後の1946年、警察関係のジャーナリストとなり1954年から1956年に国外追放されるまでスペインに滞在した。

1956年、帰国、ジャーナリストとしての活動を再開。

1959年に処女作"Himmelsgeten"を発表して小説家となった。

1962年、マイ・シューヴァルと結婚、本格的な作家活動に入る。

1965年に妻のマイ・シューヴァルと共同で警察小説マルティン・ベックシリーズの第1作『ロゼアンナ』を発表、第4作の『笑う警官』は「マシンガンパニック」として映画化され、アメリカ・ミステリー作家協会よりエドガー賞 長編賞を受ける。

1975年、マルティン・ベックシリーズの最終作『テロリスト』を完成させた後、マルメにて死去。

作品[編集]

単著[編集]

  • "Himmelsgeten" (1959年)
  • "Lastbilen" (1962年)
  • "Mord på 31:a våningen" (1964年)
爆破予告』(高見浩訳、角川書店
  • "Generalerna" (1965年)
  • "Stålsprånget" (1968年)

共著[編集]

マイ・シューヴァルとの著作についてはマルティン・ベックの項目を参照。

関連項目[編集]