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ペパーミント

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ペパーミント
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnolopsida
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
: ハッカ属 Mentha
: ペパーミント Peppermint
学名
Mentha x piperita L.
和名
コショウハッカ、セイヨウハッカ
英名
Peppermint
ペパーミント

ペパーミント(英名:Peppermint、学名:Mentha x piperita L.)は、シソ科ハッカ属多年草。和名はコショウハッカセイヨウハッカ。原産地はヨーロッパ大陸である。ハーブの一種であり、独特のメントール臭がする。葉を摘み取って、乾燥させたものを使用する。菓子に広く使われ、またハーブティーにも用いられる。清涼感に加えて、抗アレルギー作用があることから、のど飴に良く使われている。

同名の青緑色をした酒はリキュールの一種でペパーミント油をアルコール液に溶かし、砂糖および各種の芳香油エッセンスなどを基礎とし、オリーブ緑、マラキット緑などの色素で着色する。

また抗菌作用がある。

栽培方法

種の場合は乾燥させない状態を維持して保管すれば容易に発芽する。また、苗から育てる場合は、1株購入すれば充分である。種の他に地下茎で爆発的に増えるためである。注意点として、雑草以上に生命力が強いハーブであることが挙げられる。このため、地下茎は一部でも残っていればあっというまに増殖する。さらにその地下茎は柔らかく切れやすいため、花と一緒に花壇に植える場合は注意が必要となる。植える場所を限定したい場合は、波形プラスチック板や木製の合板などを仕切り板として、20~30cmほどの深さの仕切りをもうけるとよい。また、アップルミント寄せ植えを行なう場合、ペパーミントよりもアップルミントの方が更に繁殖力が強いためアップルミントに駆逐されてしまうので、その点も注意を要する。

関連項目