フュン島
フュン島(デンマーク語:Fyn)は、デンマークの中央部にある島。面積は2,984 km²でグリーンランドとその属島を除くとデンマークで3番目に広い。人口は447,000人(2006年)。
中心都市は島の中央部にあるデンマーク第3の都市オーデンセで、童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの出身地として有名。
フュン島は周辺の島を併せてフュン県を構成していたが、2007年の自治体再編により南デンマーク地域(Region Syddanmark)に属する。
フュン島と首都コペンハーゲンのあるシェラン島とは大ベルト海峡で隔てられている。1998年に完成した大ベルト橋は、海峡の中にあるスプロゴ島を間に挟んだ西橋と東橋からなり、東橋は主スパン長1624mで、世界第2位の長さの吊り橋である。
フュン島とユトランド半島の間には小ベルト海峡があり、2本の橋で結ばれており、南のトーシンエ島との間にも橋がある。