ニンバス (1946年生の競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。侵入者ウィリアム (会話 | 投稿記録) による 2014年9月6日 (土) 15:48個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎種牡馬時代: 輩出(優れたものを多数出すこと)の誤用を修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ニンバス
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1946年
死没 1972年
Nearco
Kong
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 William Hill
馬主 Mrs.Marion Glenister
調教師 George Colling(イギリス)
競走成績
生涯成績 9戦6勝
獲得賞金 33,076ポンド
テンプレートを表示

ニンバス (Nimbus) はイギリスで生産され調教を受けた競走馬。競走馬引退後は種牡馬として活躍した。馬名は、ラテン語のNimbus(ニンブス。雨雲、豪雨、後光、大群、流出)に由来する。

戦績

初戦こそ3着だったものの、連対を外したのはこの1戦のみで、2戦目で初勝利をあげる。次走は2着だったものの、続くジュライステークスを制覇し、シャンペンステークスへ向かう。しかし、アバーナントの6馬身差の2着と着順以上の惨敗を喫し、2歳シーズンを終える。3歳初戦のクラシックトライアルステークスを勝利すると、2000ギニーでは2歳シーズンで敗戦を喫したアバーナントを短頭差抑えて勝利した。その後のダービーステークスも勝利し2冠馬となり、クロムウェルステークスを単走で走り現役を引退した。

年度別競走成績

※当時グループ制なし

  • 1948年(5戦2勝) - ジュライステークス
  • 1949年(4戦4勝) - 2000ギニー、ダービーステークスなど

種牡馬時代

日本とヨーロッパで繋養され、ヨーロッパ繋養時代はG1級競走勝ち馬も出したが、その競走成績と半弟であるグレイソヴリンの種牡馬成績を比較されると期待外れな結果であった。ブルードメアサイアーとしてはグリーングラスを出し、ある程度の成功を収めた。

代表産駒

血統表

ニンバス血統ネアルコ系 / Bromus4×4=12.50%、Polymelus4×5=9.38%、Canterbury Pilgrim5×5=6.25%、St. Simon5×5=6.25%) (血統表の出典)

Nearco
1935 黒鹿毛
父の父
Pharos
1920 鹿毛
Phalaris Polymelus
Bromus
Scapa Flow Chaucer
Anchora
父の母
Nogara
1928 鹿毛
Harvesac Rabelais
Hors Concours
Catnip Spearmint
Sibola

Kong
1933 芦毛
Baytown
1925 芦毛
Achtoi Santoi
Achray
Princess Herodias Poor Boy
Queen Herodias
母の母
Clang
1925 黒鹿毛
Hainault Swynford
Bromus
Vibration Black Jester
Radiancy

前述の通り、半弟に名種牡馬のグレイソヴリンがいる。

外部リンク