テンビーエース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Dwhura (会話 | 投稿記録) による 2015年7月21日 (火) 12:37個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

テンビーエース
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1998年3月29日(26歳)
死没 (現役繁殖牝馬)
テンビー
イズミブルー
生国 日本の旗 日本北海道門別町
生産者 カネツ牧場
馬主 榊原秀雄
調教師 菅原泰夫美浦
競走成績
生涯成績 平地競走8戦0勝
障害競走27戦2勝
獲得賞金 1億38万5000円
テンプレートを表示

テンビーエース日本競走馬2003年東京オータムジャンプで、中央競馬障害競走へのグレード制導入後初めてとなる牝馬による重賞制覇を果たした。

経歴

2001年1月30日にデビュー。平地競走を8戦したが勝利を挙げることができず、2002年3月9日に障害競走へ転向。新人の五十嵐雄祐主戦騎手として、2戦目で3着に入ったのをきっかけに2着6回など常に上位争いに絡み続け適性は見せていたが、ここでもなかなか勝利までには至らなかった。

障害競走デビューから約1年半、何とか勝利をと厩舎が忍耐強く使い続けた結果、転向後18戦目の未勝利戦でようやくの初勝利を手に入れた。続けてJ・GIII東京オータムジャンプに出走。11頭立ての9番人気と低評価だったが、レースでは無難に飛越をこなすと、直線で最軽量ハンデを活かして鋭く抜け出し、そのまま2着カネトシオペラクンに1馬身半差を付けてゴール。2連勝で自身と厩舎にとって初となる重賞制覇を果たした。また、この勝利は1999年の障害競走へのグレード制導入以来初の、牝馬による障害重賞勝利となった。

しかしその後は京都ジャンプステークスの4着が目立つ程度で、これといった活躍のないまま2004年新潟ジャンプステークス11着を最後に引退、繁殖牝馬となった。

繁殖成績

血統表

テンビーエース血統ニジンスキー系 / アウトブリード (血統表の出典)

*テンビー
Tenby 1990 鹿毛
父の父
Caerleon
1980 鹿毛
Nijinsky Northern Dancer
Flaming Page
Foreseer Round Table
Flaring Top
父の母
Shining Water
1984 鹿毛
Kalaglow Kalamoun
Rossitor
Idle Waters Mill Reef
Midsummertime

イズミブルー
1990 鹿毛
トウショウボーイ
1973 鹿毛
*テスコボーイ
Tesco Boy
Princely Gift
Suncourt
*ソシアルバターフライ
Social Butterfly
Your Host
Wisteria
母の母
ハイビューテイ
1981 鹿毛
*ダンディルート
Dandy Lute
Luthier
Dentrelic
カネツヨーキヒ トサミドリ
*クヰーンオブアイラント F-No.11-a


外部リンク