チリンの鈴
『チリンの鈴』(チリンのすず)は、1978年3月に劇場公開されたサンリオのファンタジーアニメーションである。 原作はやなせたかしの「ちりんのすず」。日本ヘラルド映画によって配給された。絵本のほか、DVDも発売されている。
可愛らしいキャラクターが登場するが、内容は重苦しくハードである。同時上映は『親子ねずみの不思議な旅』。
あらすじ
オオカミのウォーに母を殺された子羊チリンの物語。チリンは復讐のために牧場を出て、ウォーを探し当てる。最初チリンを相手にしなかったウォーだが、チリンが本気なのを知って、戦い方を教えてやる。
復讐心と殺しの技を身につけたチリンは、徐々に魔物の姿に変わってしまう。やがてチリンはウォーの手下として成長し、共に森を荒らしまわるようになるが、ウォーは最後の課題としてチリンに生まれ故郷の牧場を襲撃するよう命じた。