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セッカ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セッカ科
タイワンセッカ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Passeri
小目 : スズメ小目 Passerida
上科 : ウグイス上科 Sylvoidea
: セッカ科 Cisticolidae
学名
Cisticolidae
Sundevall, 1872

28属

セッカ科(セッカか、学名 Cisticolidae)は、鳥類スズメ目の科である。

特徴

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旧大陸アフリカユーラシア)の広い範囲に生息する。

草原のような広々とした土地で見つかる、茶色または灰色の非常に小さな食虫性の鳥である。熱帯アフリカ(エチオピア区)が起源で、日本にはセッカ1種が生息している。

系統と分類

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ヒヨドリ科 Pycnonotidae

セッカ科

ムシクイチメドリ属 Neomixis

その他のセッカ科

セッカ科はウグイス上科に属する。Johansson et al. (2008)[1]は単独でウグイス上科内のサブクレード Clade F としたが、Gelang et al. (2009)[2]によると、Johansson et al. が同様に単独で Clade E としたヒヨドリ科がセッカ科の姉妹群である。

セッカ科の中ではムシクイチメドリ属が基底で分岐した[3]

従来セッカ科に含まれていたスナチムシクイ Scotocerca はウグイス科に移された[4]

歴史

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現在のセッカ科は伝統的にウグイス科 Sylviidae(あるいはヒタキ科ウグイス亜科)に分類されていた。ただしムシクイチメドリ属 Neomixisチメドリ科 Timaliidae(あるいはヒタキ上科チメドリ亜科)だった。

Sibley & Ahlquist (1990) は、DNAハイブリダイゼーションによりウグイス科を拡大したが、伝統的なウグイス科の一部(現在の分類で20属127種)がセッカ科に分離された。

ただし、現在のセッカ科のうちアカシアムシクイ Phyllolaisアカムシクイ属 BathmocercusScepomycterサイホウチョウ属 OrthotomusArtisornisヘルナンドポームシクイ Poliolaisヒメムシクイ属 Eremomela(現在の分類で7属30種)はウグイス科に残された。ムシクイチメドリ属もダルマエナガ族(以前のチメドリ科に相当)に残された。

また逆に、彼らはカラチメドリ Rhopophilus をサンプリングしないままセッカ科に含めたが、カラチメドリは現在はダルマエナガ科 Sylviidae に分類される[2]

属と種

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国際鳥類学会議 (IOC) より[5]。和名は厚生労働省[6]などより。27属159種。

出典

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外部リンク

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