サトウカエデ

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サトウカエデ
サトウカエデ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: ムクロジ目 Sapindales
: ムクロジ科 Sapindaceae
: カエデ属 Acer
: サトウカエデ A. saccharum
学名
Acer saccharum
Marsh., 1785
和名
サトウカエデ(砂糖楓)
英名
Sugar maple

サトウカエデ(砂糖楓、学名:Acer saccharum)は、ムクロジ科カエデ属落葉高木樹液を煮詰めたものをメープルシロップとして利用する。また、樹木はその堅牢性から、家具などに利用される。

特徴

北アメリカ原産。高さは30~40メートルにもなり、葉も日本の在来種のカエデと比べるとかなり大ぶりで、特徴ある形状を成す。

カナダを代表する木とされ、同国では国旗にこのサトウカエデの葉がデザインされているほか、メイプルリーフ金貨などの硬貨のデザインにも取り入れられている。また、アメリカ合衆国北東部のウィスコンシン州ニューヨーク州バーモント州ウェストバージニア州では、州の木とされている。

日本では明治時代以降に移入されたが、樹液採取はあまり行われず、もっぱら街路樹として用いられている。

関連項目