ギャスパー・ノエ

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ギャスパー・ノエ
Gaspar Noé
ギャスパー・ノエ Gaspar Noé
生年月日 (1963-12-27) 1963年12月27日(60歳)
出生地 ブエノスアイレス
国籍 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
配偶者 ルシール・アザリロヴィック
主な作品
カノン
アレックス
エンター・ザ・ボイド
 
受賞
カンヌ国際映画祭
国際アートシアター連盟賞
2018年CLIMAX クライマックス
その他の賞
シッチェス・カタロニア国際映画祭
グランプリ
2018年CLIMAX クライマックス
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ギャスパー(ガスパル)・ノエGaspar Noé1963年12月27日 - )は、アルゼンチンブエノスアイレス出身の映画監督脚本家である。

略歴[編集]

父ルイス・フェリペ・ノエは画家。子供時代の数年間をニューヨークで過ごし、1976年にフランスに移住。パリのエコール・ルイ・リュミエール(fr)で映画を学んだ。

監督デビュー作は、短編映画『Tintarella di luna』(1985年)。そして中編映画『カルネ』(1991年)で、カンヌ国際映画祭の批評家週間賞を受賞し、その続編となる初長編映画『カノン』(1998年)で世界的なセンセーションを巻き起こした。その後、モニカ・ベルッチヴァンサン・カッセルが共演した問題作『アレックス』(2002年)がカンヌ国際映画祭で正式上映され、世界に衝撃を与えるなど、観客を挑発し続けるフランス映画界の鬼才と呼ばれている[1]

監督作品[編集]

その他[編集]

  • Tintarella di luna (1985) 短編映画
  • Pulpe amère (1987) 短編映画
  • カルネ Carne (1991) 中編映画
  • Une expérience d'hypnose télévisuelle (1995) 短編映画
  • Sodomites (1998) 短編映画
  • Intoxication (2002) 短編映画
  • Eva (2005) 短編映画
  • Destricted (2006) 短編映画
  • SIDA (2006) 短編映画
  • 8 -Eight- 8 (2008) オムニバス映画
  • セブン・デイズ・イン・ハバナ 7 Days in Havana (2012) オムニバス映画

脚注[編集]

  1. ^ VORTEX”. フランス映画祭2022 横浜(Festival du film français au Japon 2022). 2023年4月17日閲覧。

関連文献[編集]

外部リンク[編集]