キャスター・セメンヤ
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2009年世界陸上選手権(ベルリン) | ||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||
フルネーム | キャスター・セメンヤ | |||||||||||||||||
国籍 | 南アフリカ共和国 | |||||||||||||||||
種目 | 中距離走 | |||||||||||||||||
生年月日 | 1991年1月7日(33歳) | |||||||||||||||||
生誕地 | リンポポ州ポロクワネ | |||||||||||||||||
身長 | 170cm | |||||||||||||||||
体重 | 64kg | |||||||||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||||||||
800m | 1分55秒45 (2009年) | |||||||||||||||||
1500m | 4分08秒01(2009年) | |||||||||||||||||
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編集 |
キャスター・セメンヤ(Caster Semenya、1991年1月7日 - )は、南アフリカ共和国の陸上競技選手。2009年ベルリン世界陸上の金メダリストである。
経歴
セメンヤは、800mを得意とする南アフリカの女子中距離選手である。2009年にベルリンで開催された世界選手権では、南アフリカ代表として800mで金メダルを獲得した。
性別疑惑
祖母やコーチによると、男性のようなルックスであることから子供の頃からいじめられ、何度も性別を疑われていたという[1]。
世界陸上での金メダル獲得後、前回大会の金メダリストで2位のジェネス・ジェプコスゲイ(ケニア)に2秒以上の大差をつけ今季世界最高のタイムで圧勝したことや、筋肉質な体格、低い声などから性別を疑われ、国際陸連 (IAAF) は医学的な調査を始めた。9月11日付のオーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドなどによると、医学的検査の結果子宮と卵巣が無く体内に精巣があり、通常の女性の3倍以上のテストステロン(男性ホルモンの一種)を分泌していることが判明し、両性具有であることが分かったと報じられた[2]。IAAFは「人為的なものではないためセメンヤの金メダルが剥奪される可能性は無いだろう」としているものの、過去に同様のケースで4人が競技生活を断念するよう求められている[3]。最終判断は11月20、21日の両日に開かれるIAAFの理事会で行われ、セメンヤの金メダルは確定、性別検査の結果は公表されないと発表した[4]。
セメンヤは世界陸上後、大会に出場していないが、2010年6月には性別検査をクリアした上で競技に復帰する意向を表明[5]。同年7月6日、国際陸上競技連盟がセメンヤの女性として競技復帰を認めることが公式に発表された。セメンヤ側の弁護士は国際陸上競技連盟と10ヶ月に及ぶ交渉を重ね、詳細は明らかではないが「画期的な和解」に達したという声明を出している[6]。
自己ベスト
- 800m - 1分55秒45(2009年8月19日)
- 1500m - 4分08秒01(2009年8月2日)
主な実績
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
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2009 | 2009年世界陸上選手権 | ベルリン(ドイツ) | 800m | 1位 | 1分55秒45 |
2011 | 2011年世界陸上選手権 | 大邱(大韓民国) | 800m | 2位 | 1分56秒35 |
関連項目
脚注
- ^ セメンヤの家族は性別疑惑を一蹴、世界陸上ベルリン大会
- ^ 性別疑惑のセメンヤ選手は両性具有だった
- ^ 世界陸上女子800m金のセメンヤ選手は両性具有
- ^ セメンヤの金メダルが確定、検査結果は機密事項に
- ^ “セメンヤが性別検査クリア宣言、陸上復帰へ”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). (2010年6月10日) 2010年6月10日閲覧。
- ^ 性別疑惑のセメンヤ、女性として競技復帰へ - ロイター