キヅタ属

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キヅタ属
セイヨウキヅタ
セイヨウキヅタ Hedera helix
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : 真正キク類 II euasterid II
: セリ目 Apiales
: ウコギ科 Araliaceae
: キヅタ属 Hedera L.
学名
Hedera L.
タイプ種
Hedera helix L. [1]
シノニム

Psedera Neck.

309種(シノニム含む)[2]

キヅタ属(木蔦属、学名:Hedera)はウコギ科の一つ。ラテン名のヘデラ (Hedera) と呼ぶことも多い。ブドウ科ツタ属ツタとは、別のに属する。

特徴

ヨーロッパ北アフリカアジアなどに分布し、日本にはキヅタが分布する。常緑のつる性植物で葉が美しいものがあり、観葉植物にされるものもある。繁殖は挿し木で行なう。

ツタには「他人の空似」が少なくない。秋に紅葉し、冬に落葉するツタはナツヅタ、常緑のキヅタは、フユヅタとも呼ばれる。ヤツデと同じウコギ科で、ヤツデに似て、五弁の花がかんざし状にかたまって咲く。

主な種

セイヨウキヅタ Hedera helix
原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジア。かなり耐寒性があり、日本の暖地では屋外で越冬可能である。別名はアイビー (Ivy) 。また、単に「ヘデラ」というと本種を指すことが多い。
オカメヅタ H. canariensis
カナリア諸島原産。
キヅタ H. rhombea
日本に自生。

脚注

  1. ^ Hedera L. Tropicos
  2. ^ Hedera The plant List


外部リンク