ウォレント
ウォレント | |
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出身地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州,ロサンゼルス市,ハリウッド |
ジャンル |
ハードロック LAメタル |
活動期間 | 1984年~現在 |
レーベル |
コロムビア・レコード CMC ダウン・ボーイズ |
公式サイト | Warrant Official Site |
メンバー |
ロバート・メイソン エリック・ターナー ジェリー・ディクソン スティーヴン・スウィート ジョーイ・アレン |
旧メンバー |
ジェイニー・レイン リック・ステイア ジェイムス・コタック ジェイミー・セント・ジェイムズ |
ウォレント (Warrant) は、アメリカ・ロサンゼルス出身のハードロック、LAメタルバンド。
歴史
デビュー
1984年にギタリストのエリック・ターナーを中心に結成された。結成後程なくして、ベーシストのジェリー・ディクソンがバンドに参加し、Plain Janeで活動していたシンガーのジェイニー・レインの引き抜きを経てデビュー時のラインナップが完成する。
バンドはロサンゼルスで活動を続け、A&Mレコードの目に止まるも正式契約には至らず、最終的にコロムビアと契約。1989年にデビューアルバム『Dirty Rotten Filthy Stiniking Rich』(邦題は「マネー・ゲーム」)を発表する。その後、バンドはポール・スタンレーやクイーンズライク、ポイズン、キングダム・カムなどとツアーを行った。やがてこのアルバムからのバラード「Heaven」が全米2位[1]の大ヒットとなり、アルバムも200万枚[2]を売上げる大成功を収めた。
いけないチェリーパイ
一躍人気バンドとなった彼らは、続く1990年に2ndアルバム『Cherry Pie』(邦題は「いけないチェリーパイ」)を発表。200万枚を売り上げ、全米7位に送りこんだ。またバンドは再びポイズンとのツアーを行う。
グランジ・ブームによる失速
やがてグランジが台頭すると、80年代に活躍した他の多くのLAメタルバンド同様に、彼らも旧世代のバンドというレッテルを貼られ、人気が低迷してしまう。彼ら自身の音楽性も、1992年の3rdアルバム『Dog Eat Dog』(全米で50万枚の売り上げ[2])以降はグランジに接近したものへと変化していったが、時代の逆風に打ち勝つことはできず、かつてのような成功を収めることはできなかった。
ジェイニー・レインの離脱
2004年、ジェイニー・レインが脱退すると、デビュー当時のメンバーで、長らくバンドを離れていたスティーヴン・スウィートとジョーイ・アレンがバンドに出戻り、シンガーを除いたデビュー当時のラインナップが再び集結した。バンドは元ブラック・アンド・ブルーのジェイミー・セント・ジェイムズをシンガーに迎え、2006年にディクソン、ターナー、ジェイムズの三人を中心に製作され、LAメタル然としたデビュー当時の音楽性を復活させたアルバム『Born Again』を発表した。
2008年、ジェイニー・レインが再びバンドに復帰し、十数年ぶりとなるオリジナル・ラインナップでの活動を再開したもののライヴでのパフォーマンスの悪さを理由にバンドはジェイニーを解雇。代わりに元リンチ・モブのロバート・メイソンが加入した。
そのジェイニー・レインは2011年8月、ホテルで遺体となって発見された[3]。
メンバー
現在のラインナップ
- ロバート・メイソン (ヴォーカル)
- エリック・ターナー(ギター)
- ジェリー・ディクソン(ベース)
- スティーヴン・スウィート(ドラム)
- ジョーイ・アレン(ギター)
過去に在籍した主なメンバー
- ジェイニー・レイン(ヴォーカル)
- リック・ステイア(ギター、元キングダム・カム)
- ジェイムス・コタック(ドラム、元キングダム・カム、現スコーピオンズ)
- ジェイミー・セント・ジェイムズ(ヴォーカル、元ブラック・アンド・ブルー)
ディスコグラフィー
アルバム
- Dirty Rotten Filthy Stinking Rich (1989年、全米10位)
- Cherry Pie (1990年、全米7位)
- Dog Eat Dog (1992年、全米25位)
- Ultraphobic (1995年)
- Belly To Belly Vol.1 (1996年)
- Under The Influence (2001年)
- Born Again (2006年)
- Rockaholic (2011年)
シングル
- Down Boys (全米27位)
- Heaven (全米2位)
- Big Talk (全米93位)
- Sometimes She Cries (全米20位)
- Cherry Pie (全米10位)
- I Saw Red (全米10位)
- Uncle Tom's Cabin (全米78位)
- Blind Faith (全米88位)
- We Will Rock You (全米83位)
- Machine Gun
来日公演
1990年9月4日に、東京の汐留にかつて存在したライブハウス「パックスシアター・サイカ」にてライブを行ったものの、オールスタンディング席だった会場の観客が将棋倒しになる事故が発生。ライブは中断された。
その後、1991年に「Cherry Pie Tour」として、また1994年にも来日している。1994年のライブでは、ドラムのジェイムズ・コタックがライブ途中で足を負傷し、ジェイニーがドラムを叩きジェイムズがザ・クラッシュの「Should I Stay or Should I Go?」を歌うという一幕もあった。
関連項目
ステージ・ドールズ - ツアーに帯同
外部リンク
脚注
- ^ a b “Warrant - Chart history”. ビルボード. 2014年8月12日閲覧。
- ^ a b “RIAA - Gold & Platinum Searchable Database - August 12, 2014”. RIAA. 2014年8月12日閲覧。
- ^ “元「WARRANT」の人気ヴォーカリスト、ジェイニー・レインが死去。”. Techinsight. 2014年8月12日閲覧。