イワウメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Alpsdake (会話 | 投稿記録) による 2011年7月9日 (土) 02:16個人設定で未設定ならUTC)時点の版 ({{commons&cat|Diapensia lapponica|Diapensia lapponica}})であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

イワウメ
イワウメ(北海道大雪山、2005年7月)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: イワウメ目 Diapensiales
: イワウメ科 Diapensiaceae
: イワウメ属 Diapensia
: ホソバイワウメ D. lapponica
変種 : イワウメ var. obovata
学名
Diapensia lapponica L. var. obovata F.Schmidt[1]
シノニム

Diapensia lapponica L. subsp. obovata (F.Schmidt) Hultén[1]
Diapensia obovata (F.Schmidt) Nakai[2]

和名
イワウメ(岩梅)

イワウメ(岩梅、学名Diapensia lapponica L. var. obovata)は、イワウメ科イワウメ属の常緑の小低木高山植物。別名はフキヅメソウ、スケロクイチヤク。

分布・形態等

韓国日本サハリンシベリアウスリー及びカムチャッカに分布する[1]。日本では北海道から本州中部にかけての高山帯に分布し[1]岩礫地岩壁に張り付くように生育する。

は横にはい、厚い革質が密生してクッション状となり、一見しただけでは木本とは思えない。葉は倒卵状のくさび形で長さ1cm前後、幅4mm前後。花は乳黄白色でまれに淡紅色を帯び、7〜8月に枝先から伸びた長さ2cmほどの花柄上に1個つく。合弁花であるが、平開する花冠が直径1.5cmと小さい上に5中裂するため、花弁が5枚あるように見える。雄蘂は5個では5裂する。

脚注

外部リンク