アラリペミス

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アラリペミス属
Araripemys
アラリペミス甲羅
アラリペミス A. barretoi 甲羅化石。アメリカ自然史博物館蔵。
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
: カメ目 Testudines
亜目 : 曲頸亜目 Pleurodira
: アラリペミス科 Araripemydidae
: アラリペミス属 Araripemys
学名
Araripemys
Price , 1973[1]

アラリペミス (Araripemys) は、中生代白亜紀前期(約1億1,000万年前)の南アメリカ大陸に生息した、絶滅したカメの一つ。爬虫綱 - カメ目 - 曲頸亜目に属する。

形態[編集]

甲長は最大25cm。首が非常に長い。頸部には頭を後方へと引っ張る筋肉が発達しており、首全体を素早く引っ込めることが出来た。かれらは現生のマタマタなどの様にこの首を一気に伸ばし、水中を泳ぐ小さな魚などを捕らえていたと推定されている。[2]

生息域[編集]

南アメリカ大陸のブラジルサンタナ層などから化石が出土[3]

脚注[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 平山廉『カメのきた道 : 甲羅に秘められた2億年の生命進化』NHKブックス、2006年、101 - 103頁頁。ISBN 978-4-14-091095-5 

外部リンク[編集]