アコーディア・ゴルフ

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株式会社アコーディア・ゴルフ
Accordia Golf Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 2131
2006年11月1日上場
略称 アコーディア
本社所在地 日本の旗 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷二丁目15番1号
渋谷クロスタワー
設立 1981年昭和56年)9月1日
(株式会社竹沼ゴルフ練習場)
業種 サービス業
法人番号 3010401118908 ウィキデータを編集
事業内容 ゴルフ場の保有、運営
代表者 鎌田 隆介(代表取締役社長)
資本金 109億4098万1千円
(2015年3月31日現在)
発行済株式総数 8473万9000株
(2015年3月31日現在)
売上高 連結:639億886万円
単独:82億9123万円
(2015年3月期)
営業利益 連結:133億1681万円
単独:12億6926万円
(2015年3月期)
純利益 連結:73億3089万円
単独:561億4496万円
(2015年3月期)
純資産 連結:471億6255万円
単独:465億6438万円
(2015年3月31日現在)
総資産 連結:1577億7534万円
単独:1463億5566万円
(2015年3月31日現在)
従業員数 連結:2879名 単独:2854名
(2015年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要子会社 株式会社アコーディアAH02 100%
外部リンク http://www.accordiagolf.com
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株式会社アコーディア・ゴルフAccordia Golf Co., Ltd.)は、日本各地のゴルフ場の所有・運営を事業とするリゾート企業である。

2002年にアメリカの投資銀行 ゴールドマン・サックスの不動産投資ファンド傘下に入り、それ以降、バブル崩壊により経営難に陥った日本各地の会員制ゴルフクラブのスポンサーとなり次々と買収。2011年1月にゴールドマン・サックスとの資本提携を解消した。

沿革

  • 1981年9月1日 - 群馬県藤岡市で株式会社竹沼ゴルフ練習場として設立(社名の通りゴルフ練習場の経営・管理等を行っていたとされる)。
  • 1983年 - 竹沼ゴルフ練習場が藤岡開発に買収される。
  • 1991年3月 - 藤岡開発が竹沼ゴルフ練習場株式をニットーホテル・ゴルフ場経営会社の日東興業に売却する。
  • 1997年12月 - 日東興業とゴルフ場運営子会社の日東ライフ(旧日本針布店頭市場上場)が東京地裁に和議申請。
  • 1998年1月 - 日東ライフの本業を承継した子会社の日本針布が福井地裁へ破産申請。
  • 1998年2月 - 日東興業運営のリゾートホテル「ホテルニットー大沼」が完全廃業(リゾートマンション区画の大沼レイクハウスは管理組合により存続)。2004年に客室を転用した介護付き有料老人ホーム「野畔の花」となるまで廃墟状態となる。
  • 1999年5月 - 和議認可。
  • 2002年1月 - ゴールドマン・サックス投資ファンド「サウス・ウインド・リアルティ・ファイナンス・ケイマン・カンパニー」が日東興業の株式を買収し、経営権を握る。長期借入金はサウス・ウインドが一括返済(肩代わり)した。
  • 2002年3月 - 株式会社ゴルフアライアンス・ジャパンに改称
  • 2002年7月 - 日東ライフが東京地裁に民事再生法を申請
  • 2003年9月 - 日東ライフがゴルフアライアンス・ジャパンに吸収合併。
  • 2005年3月 - 株式会社アコーディアゴルフに改称。更に5月には社名表記を現行のもの("・"(中点を付けて"アコーディア・ゴルフ"とした)に再変更。
  • 2006年11月1日 - 東証一部上場。
  • 2011年1月6日 - ゴールドマン・サックスとの業務提携を解消。
  • 2011年1月20日 - GSと投資ファンド保有の全株式(433,987株)のうち28,000株を自己株式として取得し、残りをゴールドマン・サックス証券と大和証券キャピタル・マーケッツが買取引受けし、その一部を海外投資家へ転売。
  • 2012年5月22日 - 竹生道巨社長が、社内の特別委員会の調査で、交際費支出などについて指摘を受け、責任を取り社長職を辞任[1]。後任に鎌田隆介が就任。
  • 2012年11月16日 - PGMホールディングスが、アコーディアに対する敵対的TOBを開始。これに対して鎌田隆介社長は12月3日に反対を表明し、当期純利益の90%を配当すると発表[2]
  • 2013年1月18日 - レノが関連企業と共にアコーディア株の20%超を取得したため、PGMの敵対的TOBは失敗に終わる[3][4]
  • 2013年9月26日 - ゴルフダイジェスト・オンラインとの業務提携を解消。
  • 2014年4月から5月にかけ、鎌田隆介社長が過去に表明したニュースリリース[5]での回答事項<ご要望①についての当社の考え方>に対して、取引先金融機関幹部から再三にわたる呼びかけがあったものの、鎌田隆介社長及び鈴木隆文常務取締役は、これを取締役会に諮る事もなく黙殺したとされる。
  • 2014年8月1日 - ビジネス・トラストによるアセットライト実施に伴い、連結子会社であるアコーディアAH11、アコーディアAH12及びアコーディアAH03の全株式をアコーディア・ゴルフ・アセット合同会社への現物による匿名組合出資を実施し、当該匿名組合出資持分を譲渡。シンガポールの法人であるAccordia Golf Trustのユニットを取得。

概要


不祥事

  • 2013年7月7日山梨県大月ゴルフガーデン8番ホールにて自動運転カートが暴走。4名が重軽傷、そのうち1名がドクターヘリで搬送された。

外部リンク

関連項目

脚注

  1. ^ アコーディアゴルフ、竹生社長が引責辞任 読売新聞 2012年5月22日
  2. ^ 9割配当で敵対的買収に対抗!ゴルフ場最大手アコーディアが捨て身の防衛策―鎌田隆介・アコーディア社長インタビューダイヤモンド・オンライン、2012年12月14日
  3. ^ 新生・村上ファンド その野望と内情―この先、村上氏はどう出るのか?」、週刊東洋経済2013年2月9日
  4. ^ アコーディア買収攻防、PGM"敗戦の弁"―TOB阻んだレノの参戦」、東洋経済ONLINE、2013年1月18日
  5. ^ 「当社株式大量保有者からの書簡の受領およびこれに対する当社の考え方について」 株式会社アコーディア・ゴルフ最新ニュース 2013年1月16日