アカバ鉄道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2015年10月26日 (月) 16:04; Challemoni (会話 | 投稿記録) による版 (+アラビア語表記、+{{Commonscat}})(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
アカバ鉄道会社
مؤسسة سكة حديد العقبة
Aqaba Railway Corporation
マアーン近くを走行するリン酸塩列車
報告記号 ARC
路線範囲 ヨルダンの旗 ヨルダン
運行 1979年–営業中
前身 ヒジャーズ・ヨルダン鉄道英語版
軌間 1,050 mm (3 ft 5 1132 in)
本社 アカバ
公式サイト http://www.arc.gov.jo
テンプレートを表示

アカバ鉄道会社(アカバてつどうがいしゃ、アラビア語: مؤسسة سكة حديد العقبة: Aqaba Railway Corporation(ARC))は、ヨルダン・ハシミテ王国(通称:ヨルダン)南部の鉄道事業者である。

アカバ鉄道は、アカバの港へリン酸塩を輸送するために、1979年に設立された。 当鉄道では、ヒジャーズ鉄道の軌道を使用している。

歴史[編集]

1908年に、オスマン帝国によってダマスカスからマディーナまでを結ぶヒジャーズ鉄道が建設された。 第一次世界大戦およびオスマン帝国崩壊の後、南マアーンでは鉄道が運行されることはなかった。 ヨルダンでは、ヒジャーズ・ヨルダン鉄道英語版がヒジャーズ鉄道の軌道を使用して運行していた[1]1975年に、マアーンからアカバ湾の港町アカバまでの支線が建設された。 1979年に、アカバ鉄道会社 (ARC) が設立され、ヒジャーズ・ヨルダン鉄道より、Abiadからアカバまでのルートを引き継いだ。 ARC の設立目的は、Abiadおよびマアーンの近くにある鉱山からアカバの港へ、リン酸塩を輸送することであった。 ARC では、GE U17C英語版 ディーゼル機関車が牽引する貨物列車のみが運行されている。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ The Ultimate Encyclopedia of Steam & Rail

外部リンク[編集]