XM806

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
XM806
XM806
種類 重機関銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 ジェネラル・ダイナミクス
年代 現代
仕様
口径 12.7mm
使用弾薬 12.7x99mm
装弾数 ベルト給弾(M9 ベルト)
作動方式 ショートリコイル
全長 1,562mm
重量 18kg(本体重量)
28kg(XM205三脚(10kg)を含む)
発射速度 260発/分
歴史 
テンプレートを表示

XM806 LW50(Lightweight .50 Caliber Machine Gun)は、ブローニングM2重機関銃の後継として開発が進められていた50口径重機関銃

ジェネラル・ダイナミクス社が開発中止になったXM307の技術をスピンアウトする形で、M2の改良型として開発を行っていたが、2012年に開発が中止された。

概要[編集]

M2重機関銃(奥)とXM806重機関銃(手前)

前走発火方式の採用により、M2重機関銃と比較して重量は約半分まで減少し、射撃の反動も約60%軽減することに成功した。発射速度はM2の半分程度だが、同じくM2の後継を目指して開発されていたXM312よりは高い。射手の安全性の向上や分解結合の容易さでもM2より優れている。

また、ピカティニー・レールが取り付けられているため、M145などの各種光学サイト夜戦用の赤外線レーザーサイトナイトビジョン用)を取り付けできる拡張性を有している。

関連項目[編集]