Wwise

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Audiokinetic Wwise
作者 Audiokinetic
開発元 Audiokinetic
最新版
2019.1[1]
プログラミング
言語
C++
プラットフォーム Android, iOS, Linux, Mac, Nintendo 3DS, PlayStation 3, PlayStation 4, PlayStation Vita, Wii, Wii U, Nintendo Switch, Microsoft Windows, Windows Phone 8, Xbox 360, Xbox One
種別
ライセンス プロプライエタリ EULA
公式サイト www.audiokinetic.com
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Wwise® (ワイズ:Wave Works Interactive Sound Engine)は、カナダのモントリオールに本社をもつAudiokinetic社により開発されたオーディオミドルウェアで、商用ビデオゲーム開発者には有料ライセンス、非商用ユーザーには無償で提供されている。Wwiseはオーディオオーサリングツールとクロスプラットフォームのサウンドエンジンが搭載されており、近年ではゲーム業界、自動車業界、遊園地・アミューズメント業界向け等、多様な業界で採用されている。

2019年1月31日にはAudiokineticがSIEの完全子会社になったが、Sony以外のプラットフォームにも引き続き提供されている[2]

概要[編集]

Wwiseオーサリングアプリケーションは、GUIを利用しオーディオ制作のあらゆる側面を一元化するミドルウェアである。このインターフェースの機能により、サウンドデザイナーは以下の機能を利用することができる。

  • ビデオゲームで使用するオーディオファイルのインポート
  • オーディオプラグインエフェクトの適用
  • リアルタイムでミックス
  • ゲームステートの定義
  • オーディオ環境のシミュレーション
  • サウンド統合の管理
  • Windows Spatial Audio API、またはDolby Atmosを適用します。

Wwiseでは、ゲーム内で直接オンザフライのオーディオオーサリングが可能であり、開発者はローカルネットワークを介して、別のホストでゲームをプレイしている間に、サウンドエフェクトや細かなサウンドビヘイビアを作成、試聴、微調整することが可能である。

利用可能プラットフォーム[編集]

Wwise supports the following platforms:[3]

採用された作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Wwise 2019.1 is live!”. Audiokinetic Blog (2019年4月2日). 2020年6月29日閲覧。
  2. ^ ソニー・インタラクティブエンタテインメント、Audiokineticを買収”. www.audiokinetic.com. 2023年8月6日閲覧。
  3. ^ Audiokinetic | Downloads”. Audiokinetic. 2014年6月30日閲覧。