Wikipedia:ガイドブック 執筆する

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この章ではウィキペディアの執筆に参加する方法を紹介します。Wikipedia:チュートリアルでも、執筆参加の基礎をステップバイステップで説明しています。このガイドブックの内容を追いにくい方は、まずチュートリアルをご覧になってみてください。

既存の記事を編集するには

記事を編集するには「編集」をクリックします。

ウィキペディアの記事(項目)を編集するときは、まず編集したい記事のページに行き、そのページの一番上にある「編集」タブクリックします。すると、~を編集中という表示が現れ、その下にそのページに出ていたテキストが入った大きなテキストボックスが出てきます。その下には注意書きがあり、さらにその下に小さなテキストボックスと3つのボタンがあるはずです(ログインしている場合は、加えてボタンの前にチェックボックスが2つあります)。この大きなテキストボックスに入っているテキストを編集することで、記事が編集できるわけです。このテキストを、「編集テキスト」とか「ウィキテキスト」と呼んでいます。

ウィキテキストには、たいてい、[[ ]]で囲まれた単語があったり、行頭に*が付いていたりして、編集前のテキストとはちょっと様子が違うことでしょう。これらの記号の意味はもう少し後で説明します。

編集にあたっては、まず以下の注意書きの内容を確認してください。

著作権を侵害する記述は削除されます。また百科事典の記事では必ず検証可能性を満たすようにしてください。

保存すると、あなたは利用規約に同意し、自身の投稿をクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス 3.0およびGFDLの下で公開することに同意したことになります。この公開は取り消せません。あなたは再利用者によって、最低でもあなたが投稿しているページへのハイパーリンクか URL を通して、クレジット表示されることに同意したとみなされます。ライセンスの解釈についてはWikipedia:著作権を、それらを含む諸規定については利用規約を参照してください。


MediaWiki:Wikimedia-editpage-tos-summary

この注意書きは大きなテキストボックスの下に現れます。ここに書かれている内容に同意できない場合は、ウィキペディアの編集は控えてください。

注意書きの内容に同意したら、いよいよ編集です。例えば誤字を直すのなら、テキストボックス中の間違っている場所に移動し、その部分を書き直します。作品リストに新作を加えたいのなら、リストにその作品を書き足します。こんな感じで自分の知っていることを書き加えていきましょう。ただし、テキストボックス下の注意書きにもある通り、外部のサイトや書籍などからの丸写しは、著作権侵害であり、犯罪行為となりますので、決して行わないでください。(詳しくは第5章 著作権に注意で触れます。)

……知っていることを全て書き加えましたか? では早速投稿! といきたいところですがちょっと待って。自分の書き足したところがうまく意図通り直されたか、気になりませんか? 投稿前に、3つのボタンの真ん中にある「プレビューを表示」と書かれているボタンを押してみましょう。すると画面上に「これはプレビューです。まだ保存されていません!」と赤字で表示され、下に編集結果が表示されます。ここで表示されているのは今あなたが編集した結果であり、上のコメントはそれがまだ保存されていないことを表しているのです。このプレビュー画面を見て、あなたの意図通り編集が行えたか、見た目などがおかしくないか確かめましょう。おかしいなと思ったら修正して再度プレビューします。「プレビューを表示」の隣にある「差分を表示」というボタンを押すと、あなたの編集前とあなたの編集後を差分という形で確認できます。

見た目もよし、こんどこそ投稿! といきたいところですがまだもう1つ。注意書きの下にある小さなテキストボックスを見てください。「編集内容の要約」とありますね。そこに今行った編集について書いておきましょう。誤字を修正したのであれば「誤字の修正」と、新しい作品の追加であれば追加した作品を書いておきましょう。

要約の記入が終ったらいよいよ投稿です。左側の「以上の記述を完全に理解し同意した上で投稿する」と書かれているボタンを押します。すると今度は先程の保存されていないことへの注意を促す文は出ずにそのまま文書が出たはずです。これは今あなたが送った内容が送信されて、ウィキペディアに保存され、その結果が表示されたわけです。これでウィキペディアの発展の一端を担うことができました。

なお、編集の対象が1つのセクション(節)だけであれば、ページ上部の「編集」タブの代わりに、見出しの右にある「[編集]」と書いてあるリンクをクリックしてもいいでしょう。こうすると、そのセクションの部分だけが、編集用のテキストボックス内に表示されます。

詳しくはこちらの文書を

新しい記事を書くには

記事を見ているときに赤リンク(未執筆リンク、前の章を参照)になっているところを見つけたとか、記事にある言葉を追加し、内部リンクを作ったけど赤リンクだったとかということがあるでしょう。もしあなたがその赤リンクになっていることがらについて何か知っているのであれば、ぜひ記事を書き起こしてみましょう。新しい記事を書く方法も、既存の記事の手直しをするのとほとんど変わりません。ただ、最初にすることが「編集」と書かれたリンクをクリックするのではなく赤リンクをクリックすることになっているだけです。

赤リンクになっている、それじゃ書き始めよう……と思いたくなりますがちょっと待って。単なる文字の間違い、読み方の違いで赤リンクになっているだけで、既に目的の記事があるかもしれません。まずは既に記事がないかチェックしてみましょう。検索窓にあなたの書きたいと思う記事名を入れて、「検索」をクリックしてください。

……確認できましたか? 後の操作は既存の記事の編集と同じです。いきなり白紙から書き始めるのは、修正とは勝手が違うので戸惑うかも知れませんが、その手引きはまた次の章で。

詳しくはこちらの文書を

マークアップ

ウィキペディアは、基本的にワードプロセッサ感覚で編集ができますが、見出しやリンクなどを実現するためには、特別な記号(マークアップ)を書き加える必要があります。これらのマークアップを使って書かれた「ウィキテキスト」は、表示される際にサーバインストールされているMediaWikiというソフトウェアの機能によってXHTML文書に変換されて生成されます。HTMLのマークアップも一部使えますが、通常はほとんど必要がありません。ここではウィキペディアの編集でもっともよく使われる基本のマークアップを紹介します。それぞれ の箇所は文字列が入ります。練習には練習用ページ「サンドボックス」をぜひ活用してください。

[[〜]]
他の記事へのリンクを作るマークアップです。二重大括弧で語句を囲むことで、その語句をリンクにすることができます。記事中に必ず1つはリンクを入れるようにしましょう(内部リンクが一切ないページは、記事としてカウントされません)。リンクを貼った時点では存在しない記事でもかまいません。「赤リンク」であれば、誰かが記事を立ち上げるきっかけになるでしょう。ただし、適切でない語句をリンクにすると混乱のもとになるので気をつけてください。
[[〜|〜]]
リンクの応用です。リンク先の記事名が文章にあわないとき、別の文字列をリンクラベル(リンクとして表示される文字列)とすることができます。例えばパーソナルコンピュータにリンクしたいけど文中では「パソコン」と書きたい場合は、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]と書けばいいのです。このようなリンクを「パイプ付きリンク」と呼びます。
[[〜#〜]]
これもリンクの応用で、記事中の見出しやアンカー(リンク先として指定した箇所)にリンクするものです。例えば[[Help:リンク#ウィキリンク]]と書くと、「Help:リンク」というヘルプページの「ウィキリンク」というセクションに直接リンクします(Help:リンク#ウィキリンク)。また、上のパイプの技と組み合わせて、[[Help:リンク#ウィキリンク|内部リンク]]のようにすることもできます(内部リンク)。同一ページ内の見出しにリンクする場合はページ名部分を省略できます(例:#既存の記事を編集するには)。
==〜=====〜=======〜=========〜===========〜======
セクション(節)の見出しを指定します。=記号が増えるごとに見出しが深くなります。見出しが4つ以上になると、自動的に目次が生成されます。また、各見出しの横に「[編集]」リンクが出ますが、それをクリックしたときにはそのセクションだけが編集の対象になります。見出しは下位の見出しも含め、上の#を使ったリンクのリンク先にもなります。
*〜#〜
リストを作るときに使います。*は文字列の前に点を、#は番号を振ります。** などのように複数使うことで深さが増します。
;〜:〜
単語とその定義によるリストの作成を行うためのものです。";"の行には定義をする単語を、":"の行には説明を記述します。いまご覧になっているリストも、このマークアップを使用しています。
''〜'''''〜''''''''〜'''''
文字列の強調に使います。2つで斜体、3つで太字、5つでその両方になります。ただし斜体は、利用者の環境によっては表現されない場合もあります。
<br /><br>
強制改行を行います。HTML (XHTML) のマークアップをそのまま利用したマークアップです。ウィキテキストでは、1回の改行は生成される文書上には改行として反映されません(多くの場合いわゆる半角空白になります)。2回以上連続して改行を入れると段落区切りを意味し、新しい段落、すなわち新しい行を始めることができるのです。XHTMLでは生成文書は段落ごとに改行することを推奨しており、強制改行の使用はあまりおすすめできませんが、どうしても改行が必要な場合、例えば表の表示が崩れてしまう時や、箇条書き中にどうしても改行したい時などに使います(箇条書きのマークアップを使っている時は1回の改行が「箇条書き終わり」の意味になるため)。
[http://www.....][http://www..... 〜]http://www.....
文中にURLを書くとそのまま外部へリンクします(URLの最後に空白をあけるのを忘れないでください)。URLを[ ]で囲めばコンパクトに[1]のように表示され、[http://ja.wikipedia.org/ ウィキペディア日本語版] のように、URLのあとに半角空白を挟んでコメントを書けば、ウィキペディア日本語版のように、そのコメントがリンクラベルとなります。
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執筆する時の便利な機能

前の章でも紹介しましたが、ページの上と左脇には、いくつかのリンクがあります。このリンクからウィキペディアのさまざまな機能が呼び出せます。ここでは、執筆に役立つ機能を紹介しましょう。なお、ログインしていれば、リンクの場所などを個人設定で変えられます。ここでは、一番標準的なモノブックスキンを用いている場合について説明します。

編集
ページの上部にあるタブ、これがウィキペディアならではのリンクですね。ここまで説明してきたように、ここをクリックすると編集画面が開きます。たまに、このリンクが出ていないことがあります。これは、なにか利用者同士のトラブルがあったなどの理由で保護(ロック)されてしまっている記事です。
ソースを表示
保護されているページでは「編集」の替わりに「ソースを表示」のリンクが出ています。クリックすればその文書のソース(ウィキテキスト)が出てきます。このウィキテキストには変更を加えることはできません。それ以外の点は、通常の編集画面と変わりません。
ノート
「編集」の隣にあるリンクです。すべてのページには必ずそのページについて話し合うための「専用ページ」が用意されていて、それをノートページと呼んでいます。ある記事のノートにまだ誰も書き込んでいなければ、このリンクは赤リンクになっているはずです。これが青リンクになっているなら、何かしらの議論が行われていたかも知れないということです。詳しいことは第7章 交流・議論に譲ります。
履歴
これも画面の上にあるリンクです。その記事をいつ誰がどのように編集したのかが分かります。また、記事の古い版や具体的な編集内容を見ることもできます。詳しくはHelp:履歴を参照してください。
最近更新したページ
左の「ナビゲーション」の中にあるリンクです。ウィキペディアの記事はどんどん追加されたり書き換えられているので、その変更内容を新しい順にレポート表示してくれる機能です。このレポートの一覧から、記事そのものへ飛ぶこともできますし、一覧の中にある「差分」でどういう変更がなされたのかを、「履歴」でその記事のこれまでの更新履歴を確認できます。詳しくはHelp:最近更新したページを参照してください。
リンク元
左の「ツールボックス」の中にあるリンクです。これはこの記事がどこからリンクされているかを表示します。意外な記事からリンクされているのを発見して新鮮な気分になれるかも知れません。特に、自分で立ち上げた記事がたくさんの記事から参照されているのをみるのはうれしいものです。詳しくはHelp:リンク元を。
特別ページ
ウィキペディアが利用している MediaWiki というソフトウェアが自動生成する、さまざまなレポートへのリンクが集められたページです。ウィキペディアのページのほとんどは、このガイドブックのようなプロジェクト関連文書も含めてすべて編集可能なウィキ文書なのですが、「特別ページ」はそれぞれ編集できないレポートや、特殊な機能をもったリンクになっています。詳しくはHelp:特別ページを参照してください。
ログイン
では最後に、右上のログインというリンクに注目しましょう。これはアカウントにログイン、もしくは新しくアカウントを作成するためのリンクです。アカウントの作成は簡単で、アカウント名とパスワードを決めるだけです。他の手間もお金も一切かかりません。アカウント名とパスワードを考えるためにほんのちょっと時間を割くだけで、次に挙げるようなさまざまな便利な機能が追加されるわけです。ログインしていると右上には、利用者ページ会話ページウォッチリストなどへのリンクが表示されます。

ログインすると

ウィキペディアにアカウントを登録し、ログインして利用すると次のようなことができるようになります。長期的に参加するのなら、ぜひ登録してこの追加機能を活用しましょう。登録は無料です。

ウォッチリスト
ログインすると、ページの上に「ウォッチリストに追加」というリンクが現れます。これをクリックすると、あなたのウォッチリストにその記事が登録されます。ウォッチリストに登録された記事は、画面右上に表示されるウォッチリストのリンクから最近の更新情報を簡単に取得できます。また、記事を編集する時にも要約のテキストボックスと投稿ボタンの間に2つのチェックボックスが現れます。右側の「ウォッチリストに追加」というチェックボックスをチェックして投稿すると、編集の投稿と同時にページがウォッチリストに追加されます。
この記事はもう追わなくてもいいと思ったら、「ウォッチリストに追加」の代わりに現れる「ウォッチリストから削除」のリンクを使っていつでもその記事をウォッチリストから外すことができます。編集時に右のチェックボックスを外して投稿することで、投稿と同時にウォッチリストから除外することもできます。詳しくはHelp:ウォッチリストを参照してください。
個人設定
ログインすると、画面の右上にある「個人設定」というリンクから、ウィキペディアを利用する際のオプションを設定することができるようになります。個人設定の変更により、全体のデザインを変えたり、リンクを自分なりに色分けしたりできるようになります。また、パスワードの変更や、メールアドレスの設定、ノートページなどで使う署名の設定もできます。詳細はHelp:個人設定を。
自分の投稿記録
「最近更新したページ」や「履歴」などに表示される編集記録は、ログインしていない場合接続しているホストIPアドレス単位で記録され、ログインしている場合利用者名で記録されます。こういった履歴は、ページ毎だけでなく、利用者毎、IPアドレス毎にも表示させることができます。「自分の投稿記録」は、ログイン利用者本人の投稿記録へのリンクです。詳しくはHelp:利用者の投稿記録を見てください。
細部の編集
ログインしている状態で編集する時に表示される、「これは細部の編集です」というチェックボックスにチェックを入れて投稿すると「細部の編集」として履歴に記録され、「履歴」ページなどではMマークが付されます。また利用者の個人設定によっては、デフォルトでは最近更新したページやウォッチリストに表示されないようになります。単純な誤字の修正などの時に、他の利用者に対して「わざわざ編集内容を確認しなくても大丈夫だよ」というメッセージとして用いるための機能です。詳しくはHelp:細部の編集を。
ページの移動
ログインしていると記事の上に移動というリンクが現れます。これを使うとその記事の過去の版もまとめて新しい名前に移すことができます。操作は名前を指定して移動ボタンを押すだけです。ページの移動は、ページ名が適切でない時や、既存の記事と同名異義の新しい記事を書き始めるときに、記事名の後に付記を加え、もとのページを曖昧さ回避ページにするような時に使います。この時ページに付いているノートページも一緒に移動できます(多少条件があります)。
移動した後、元の名前の記事には''#REDIRECT[[新しい記事名]]''と書かれた記事が置かれ、以前の名前から自動的に新しい記事に転送されるようになります。
画像のアップロード
ログインすると、画像がアップロードできるようになります。ただし、初ログイン後4日経過していない、編集回数が10回未満の利用者は画像などのファイルのアップロードができません。

アップロードするときには著作権などの情報を書き加えていただく必要がありますのでご注意ください。

なお、画像を記事のなかに表示させるには、通常のリンクと同じマークアップを使い、[[画像:ファイル名]]とすると表示できます。

ログインするとさらに、会話ページにメッセージが投稿されるとそれを伝えてくれる機能などもあります。アカウントを登録したら、是非自己紹介を行ってみてください。

詳しくはこちらの文書を

特殊なページ

前章でも説明した、曖昧さ回避とリダイレクトページについて、執筆者の観点からもう少し説明します。

リダイレクトページ

別称や略称がある場合、それを「○○は××の略である。」とだけ書くのは読む人にとって効率が悪いものです。そういう場合には記事の文として #REDIRECT[[正式な名称]] とだけ書くことで、その記事から自動的に本文のある記事へ転送させることができます。

ページの移動をすると元の記事には自動的にこれが埋め込まれます。また、その記事にリダイレクトされている記事がある場合は、リンク元に「リダイレクト」として表示されます。

曖昧さ回避ページ

1つの語が複数の意味で使われる場合、語自体の記事には概略を書き、各分野の説明は別のページにすることも可能です。その場合概略のリストとして作ったページを「曖昧さ回避ページ」と言います。

作り方は2通りあります。

  • 最初に曖昧さ回避のページを作り、その時点で記事名を決めて各記事を作る
  • 既に記事ができていた場合に、それに適切な分野名をつけてページを移動し、その移転跡のリダイレクトページを編集して曖昧さ回避のページとする
詳しくはこちらの文書を
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