Wikipedia‐ノート:秀逸な記事の選考/過去ログ8

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秀逸な記事の目安の見直し[編集]

現実にそぐわない点・参加ハードルが高過ぎる点の解決のため、秀逸な記事の目安を、特に目安1を中心にして、見直しならびに変更を提案したいと思います。

現行の目安:

  1. その主題を扱う専門家(研究者、実務家、その他)から見て、百科事典において必ず説明されるべきことが全て説明されている。ただし、何が必須かは部分的には関連記事との連携・分担関係にもよる。
  2. 詳しくない読者にもその主題について理解できるように、わかりやすく書かれている。ただし、高度に専門的な主題を扱ったものであれば、関連記事を読んで理解していることを前提にするのは問題ない。
  3. 内容が充実している。必須の点だけをわかりやすくカバーしただけでは不十分。
  4. 完成度が高い。文章が読みやすい、構成がしっかりしている、明らかに未完成な部分がない、(可能なら)図や画像や表などがついている、など。
  5. 観点の中立性が保たれている
  6. 必要な出典が記事全体を通して十分に挙げられており、個々の記述の根拠が脚注や本文中で明らかにされている。特に、肯定的・否定的・主観的な表現については出典が付けられていることが望ましい。
  7. 以上の点が全て満たされている。


長くなってしまいましたが、提案理由と提案目安は以下のとおりです。

現行目安の中で、特に目安1が問題だと私は考えています。まじめに目安1を解釈するなら、「その主題を扱う専門家(研究者、実務家、その他)」だけが目安1を満たしているかどうかを判断可能です。要するに、バカまじめに受け取れば、専門家以外は選考に参加できないということになります。もちろん現実には主題の専門家のみが参加して選考を実施してきたわけでなく、様々な利用者が可能な範囲でレビューして選考が行われてきたわけです。どの程度目安1を重んじられてきたかは人それぞれでしょうが、たぶん現実には「(専門書とかも調査されているし)その主題を扱う専門家も、百科事典において必ず説明されるべきことが全て説明されている(と言えるだろう)」程度で多くは判断されてきたのだろうと推測します。自分のことを言えば、別に祭りの専門家でもないですし、飛行機の専門家でもないですが、自分なりにレビューして選考に参加してきました。

実際に目安1を達成していることを担保するには、主題の専門家に最低3名参加してもらわないといけないわけですが、言うもまでもなく、ウィキペディア日本語版にそんなリソースはありません。10倍のアクティブユーザーを擁する英語版でも、たぶんそんなリソースの確保は相当厳しいと思います。ちなみに、英語版の目安に「専門家から見て~~」というような要件はないです。専門家の方が参加する価値を下げる気は全くないですが、実際に判断可能なレベルの目安に修正するときのように感じます。

潜在的な新規参加者目線で考えたときも、目安の一番最初に「専門家から見て~~」などと書かれていては参加を遠慮させます。全くいい加減なレビューは困るけど、専門家レベルしか参加できないと勘違いさせるような目安を示したままにしておくのは不味いです。英語版で一番最初に掲げられて目安は "well-written"(よく書かれている/うまくまとめられている)で、実際の選考の様相がどうかはさておき、目安から受けるの参加ハードルの印象がかなり異なります。

目安1の出自をたどると、Wikipedia‐ノート:秀逸な記事の選考/過去ログ/ログ0#「秀逸な記事の選考」の位置づけについてで2004年に提出された叩き台から今に至ってるようです。現在のウィキペディアでは掲示される出典によって記事の質を担保するシステムであり、属人的な「専門家から見て~~」というような要件は、現在のウィキペディアの思想にもマッチしていないように思われます。(繰り返しますが、専門家の参加という代替不可能な価値を下げる気は全くないです。専門家とまではいわないまでも詳しい人からのレビューはこれからも望まれます。)

具体的な提案を示します。せっかくなので、Wikipedia‐ノート:秀逸な記事の選考/過去ログ5#FA・GA基準の再考で指摘されていた現行目安の3, 4が重複気味な問題も一緒に解決したいと思います。

  • 目安1は、目安4をこの位置に持ってきて、求めることを「完成度が高い」ではなく「文章や構成がよくまとめられている」にして、目安3との重複を避けつつ、求めていることを具体的にしたいと思います。これは、英語版目安 1.a "well-written: its prose is engaging and of a professional standard" も参考にしています。
  • 目安3は、要件は変えてないですが、求めることをもう少し具体的にしています。現行目安1の後半の文と合体させています。
  • 目安4は、今回新たに導入を提案する目安です。英語版目安 1.c "well-researched: it is a thorough and representative survey of the relevant literature. "を参考しています。上でも述べましたとおり、現在のウィキペディアでは「出典ありき=外部文献調査ありき」で記事が作られます。そう考えると、"well-researched"されているかどうかは実際に求める水準としてもよく合っていると思います。また、この基準は現行目安1と異なり、検証可能で議論可能です。まだ調べ足りないと主張する側は「○○や△△の文献を見ていない」と具体的に言うことができるし、十分調べたという側は「○○や△△の文献も見たけど書くべきことはなかった」と具体的に言えます。こういうコメントややり取りは実際の選考の場でもしばし見かけるものであり、現行よりも水準を厳しくするものではないと考えています。ちなみに、提案の文言の「専門的な資料」辺りに現行目安1の精神を残しているつもりです。

提案の目安:

  1. 高い完成度で文章や構成がよくまとめられている。(可能なら)図や画像や表なども使われ、説明を補助している。
  2. 詳しくない読者にもその主題について理解できるように、わかりやすく書かれている。ただし、高度に専門的な主題を扱ったものであれば、関連記事を読んで理解していることを前提にするのは問題ない。
  3. 必ず説明されるべき点から主な関連事項までが含まれ、内容が充実している。ただし、どこまでを含むかは他の記事との連携・分担関係にもよる。
  4. 専門的な資料から関連資料に至るまで、主題についてよく調査されている
  5. 観点の中立性が保たれている
  6. 必要な出典が記事全体を通して十分に挙げられており、個々の記述の根拠が脚注や本文中で明らかにされている。特に、肯定的・否定的・主観的な表現については出典が付けられていることが望ましい。
  7. 以上の点が全て満たされている。

以上よろしくお願いします。--Yapparina会話2017年3月25日 (土) 10:01 (UTC)

専門家云々と現状無理なことを要求するのは酷であるということ、全く同意です。
Yapparina さんのご提案を元に。目安1 から目安6 まで、改訂案でもそれぞれ独立しきっておらず、関係のある部分が残っています。でもそれ自体はそれぞれが強調すべき部分であるからあえてバラバラにしてあるのであれば、無理にひとまとめの要項にしなくてもいいのかもしれませんね。内容としては目安1 から目安3 がひとまとまり、目安4 から目安6 までがもうひとまとまりと見ることができる。
  • 目安1 について。『(可能なら)図や画像や表なども使われ、』は、『(可能なら)効果的に図や画像や表なども使われ、』とし、表はともかく図や画像は『説明の補助』の役目であることを明示したい。
  • 目安2 と目安3 は但し書きのところで他記事との連携を認めている点で共通しています。実際に詮衡するときもあんまり区別して考えなさそうな気がしました。
  • 実際の記事の執筆に即して考えてみると、目安4 がしっかりできれば目安5 と目安6 がきちんと満たされるはずであるということですね(まあ、目安4 ができていなければ1 も2 も3 も達成できないでしょうが)。
  • はじめに目安4 から6 までがひとまとまりと書きましたが、その内目安5 の「中立性」は目安2 と目安3 にも深く関係してますし、本当にこの順番でいいのか(他の目安に含めるべきかも)どうなんだろう。
あとは今回の議論で、以前にも指摘された良質な記事の目安との連携まで視野に入れて改訂するかどうか、でしょうか。具体案はなく雑感程度ですみません。--Mobnoboka会話2017年3月25日 (土) 13:38 (UTC)
こんにちは。方向性について賛成ありがとうございます。
良くなるなら目安の書き方をドラスティックに変えてもいいとは思ってますが、今回の改訂は無茶気味に要求が高い現行目安1の改修が主眼なので、現行目安をベースに変更は最小限で提案しました。目安を少し改善する程度の小改訂を目指しています。なので、自分としては目安の書き方を大きく変える提案を現在のところはする気はないんですよね。他の人からの提案があればもちろん歓迎ですが。
各目安の関係をよりクリアにつつ、よりMECEな書き方を目指すなら、英語版目安のような因数分解的書き方を導入するのが解決策かなと考えています。例えば、
  • 記事の質は、
    • 高い完成度で文章や構成がよくまとめられている。
    • 詳しくない読者にもその主題について理解できるように、わかりやすく書かれている。
  • 記事の主題に関連する資料についてよく調査がなされており、それにもとづき、
    • 充実した内容となっている。
    • 中立的な観点から書く内容が決められている。
  • 出典の掲示は、
    • 必要な出典が記事全体を通して十分に挙げられており、個々の記述の根拠が脚注や本文中で明らかにされている。
みたいに。--Yapparina会話2017年4月2日 (日) 00:47 (UTC)
なるほど、ではひとまづ1. の専門家云々の問題部分の改訂だけ行うのはどうでしょうか。他の改訂を進めるには良質な記事まで視野に入れないとより良い解決にはなりませんが、良質な記事を巻き込んで大風呂敷広げ過ぎるとこの議論がまとまるかどうかは不明ですしね。--Mobnoboka会話2017年4月2日 (日) 11:43 (UTC)
基本的な趣旨には強く賛同いたします。2点ほど追加でコメントいたします。
  • 目安1の後半については「(可能なら)図や画像や表なども使われ、説明を補助している。」を「説明に必要な図、画像、表などのメディアが適切に使用されている。」に変更することを提案いたします。秀逸な記事のボリュームを考えたときに分かりやすい説明に視覚的情報は普通に考えたら必須です。この点に関しては厳しくあるべきかと(もっともこれまでの選考でも画像無しで通過したものは無いかもしれませんが)。
  • 直接は関係しませんが、同時並行で良質な記事の基準も見直した方がいいのではないでしょうか。良質な記事の選考も日本語版は過度に厳しすぎる印象です。
以上2点参考になれば幸いです。--Karasunoko会話2017年3月28日 (火) 09:54 (UTC)

画像掲載の要求の程度[編集]

上のKarasunokoさんの言いたいことはとてもよく分かり、とても共感します。ただ、現行の「可能なら」という文言、あるいはそれに類する文言は残すべきだと考えています。なぜかというと、英語版ではフェアユースにもとづいてフリーな画像があるかないかに縛られずに著作権保護下(All right reserved)の画像も含めて、必要な画像をおおむね掲載できます。一方で、日本の著作権法にも準拠するウィキペディア日本語版では、WP:FOP程度を除いて、フリーな画像のみしか記事に掲載できません。秀逸な記事になっているテイルズ オブ レジェンディアが分かり易い例になる思います。英語版ではソフトパッケージ画像やゲーム画面などがフェアユースにもとづき掲載されて理解を助けていますが、日本語版では上記の理由から掲載できていません。このように日本語版では画像掲載の自由度が相当小さいため、たとえ秀逸な記事であっても、画像があることを強く求めることはできないと考えています。執筆者の努力の範囲でフリーな画像を確保できる記事もたくさんあるでしょうが、そうはいかない記事もたくさんありますので。--Yapparina会話2017年4月1日 (土) 06:24 (UTC)

頭が自然科学寄りなので『テイルズ〜』のようなケースを全く想定していませんでした。個人的には上述のケースでも図なり表なりを入れて「文章だけ」という状態は回避できるのではと思いますが、具体的なアイデアはありませんし、「可能なら」を除く提案は取り下げたいと思います。--Karasunoko会話2017年4月1日 (土) 10:42 (UTC)

良質な記事の目安との関係[編集]

とりあえず、評価項目と思われるものに分けつつ、一対一に整理してみました。--Yapparina会話2017年4月1日 (土) 08:18 (UTC)

評価項目(と思われるもの) 上で提案中の秀逸な記事の目安 現行の良質な記事の目安
文章や構成

1. 高い完成度で文章や構成がよくまとめられている。(可能なら)図や画像や表なども使われ、説明を補助している。

分かり易さ

2. 詳しくない読者にもその主題について理解できるように、わかりやすく書かれている。ただし、高度に専門的な主題を扱ったものであれば、関連記事を読んで理解していることを前提にするのは問題ない。

包括性

3. 必ず説明されるべき点から主な関連事項までが含まれ、内容が充実している。ただし、どこまでを含むかは他の記事との連携・分担関係にもよる。

1前半. 項目に記述されるべきトピックがある程度網羅され、……

資料調査の程度

4. 専門的な資料から関連資料に至るまで、主題についてよく調査されている

独自研究の有無

2. 独自研究になっていない。

中立的な観点

5. 観点の中立性が保たれている

3. 中立的な観点からの記述がなされている。

出典

6. 必要な出典が記事全体を通して十分に挙げられており、個々の記述の根拠が脚注や本文中で明らかにされている。特に、肯定的・否定的・主観的な表現については出典が付けられていることが望ましい。

1後半. ……検証可能性信頼できる情報源によって担保されている。

形式

4. Wikipedia:スタイルマニュアルに沿った文章スタイルが取り入れられている。

うむむ、難しいですね... ざっくり言えば、ある程度以上はしっかり書かれているけど、FAのような水準は求められない(FAほど充実してなくていい、FAほど出典が完備されなくていい、FAほど調査が徹底されてなくていい、……)のがGAの水準なんでしょうね。とりあえず思い浮かぶGA目安の改善アイデアは、1) 上の表のように目安1の文を分離してFA目安と対比しやすいようにする、2) 脚注出典の要求程度をもう少し具体化する、という2点が浮かびます。--Yapparina会話2017年4月2日 (日) 00:02 (UTC)

「文章や構成」のうちの「構成」が、良質な記事の方の「形式」(スタイルマニュアル)に対応しているのでしょうか。
おもてでも評価項目を示すのはどうでしょうか。良質な記事の方でもやったらいい。
  • (包括性)必ず説明されるべき点から主な関連事項までが含まれ、内容が充実している。ただし、どこまでを含むかは他の記事との連携・分担関係にもよる。
のように。
こういった対応表は有用なので、独立ページか作って公式化して掲載してもいいかもしれませんね。良質な記事と秀逸な記事の関係が分るようなWikipedia 名前空間のページを作る。-Mobnoboka会話2017年4月2日 (日) 11:43 (UTC)
ここでいう「構成」というのは、形式的な面というよりは、記事の読み易さや分かり易さなどに質する面における「構成」を指しているつもりなんですよね。例えば「話題Aを話題Bの前で説明する方が読みやすいのか、後で説明する方が読みやすいのか」のような、話題の配置や説明の流れの練り込みを指しています。Wikipedia:スタイルマニュアルシリーズは、それよりも形式的な面(半角数字を使いますとか)に関する文書なので評価項目として分けました。
評価項目を明示するのは分かり易くていいと思います。ただ、上の表は私がとりあえず適当に書いてみたものなのでブラッシュアップが必要かなと思います。(^^;)
実は英語版にも、GAとFAの目安を比較しながら説明する文書があるんですよね(en:Wikipedia:Compare criteria Good v. Featured article)。あくまでも参考用の{{私論}}ぐらいの位置づけで同じようなものを作っちゃおうかなと企んでます。--Yapparina会話2017年4月3日 (月) 13:38 (UTC)
これは個人の雑感に過ぎないのですが、日本語版のFA・GAが英語版等に比べ極端に少ないのは基準の運用の違いだと思うのですよね。質の高い記事が少ないのは一因なのですが、それ以上に質の高い記事が選考にかけられてそれを通過する確率が低い。では基準が違うかというと実は、本質的なところでは、ほとんど基準に差が(少なくとも英語版と比べた場合は)無い。むしろ画像の基準が無い分日本語版の方が緩いぐらい。とすると基準の解釈に差があるとしか思えません。実際に去年から今年にかけて複数の英語版FA・GAを翻訳していて感じるのは部分的に基準を満たしていない(出典無効、若干の独自研究など)記事の多さです(具体的には急性灰白髄炎セルピンモノクローナル抗体の命名法など)。基準を厳密に解釈すると英語版のFAやGAはかなりの数が除外されてしまうのではと心配になります。しかしながら多少問題が合っても選考を通っているのですが、そういう運用でもいいんじゃないかというのが個人的な意見です。秀逸な記事は「秀逸」な記事(=通過地点)であって「完璧」な記事(=到達地点)ではないのですから。日本語版の選考が厳しすぎる一番の理由は完璧主義的に基準を厳密に解釈しすぎるところではないでしょうか。そういう完璧主義的なところが実際に表面に現れているのが今回議論にあがっている「専門家」の件だと思います。かといって運用をかえるというのは難しいのでだったら明文化されている基準の方を明確に緩くするべきじゃないかというのが自分の言いたいところです。具体的な案の無い乱文&長文失礼しました。--Karasunoko会話) 2017年4月2日 (日) 12:30 (UTC) 修正--Karasunoko会話2017年4月2日 (日) 12:33 (UTC)
うむむ。私も思うことをとりとめなく。
私は、通過が厳しくなっている主原因は、レビューワーの担い手がとにかく足りていないことだと考えています。GA選考に関していえば、反対票が投じられることは滅多になく、多くの不通過は票や意見を投じる人がそもそも3名に達してないことから起きています。比較的頻繁にレビューしてくれている人たちはおそらく10名に満たない状況でしょう。そのような人たちがたまたまコメントに留めたり、たまたま選考に参加しなかっただけで、不通過の可能性が跳ね上がってしまう、これがGA選考の現状だと私は認識しています。反対票が投じられるケースはほとんどないので、他の人たちから賛成票が投じられば選考は通過します。だから、必要なのは、緩めに目安を解釈する人たちも含めて、選考への参加者をもっと増やすことだと考えています。
Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/アメリカ合衆国における東アジア人のステレオタイプ 20161211が好例だと思います。若干1名の利用者が「賛成票はやれん」などとえらそうにコメントに留めていますが、その後他の参加者によって賛成が入り、選考は通過しました。このように多くの方に参加してもらえれば、一部の厳しめのレビューが選考結果を決定的に左右することもなくなります。
目安の解釈は人によって差が生まれるし、緩めでレビューする人も、厳しめでレビューする人もいると思います。目安やウィキペディアの方針を明らかに逸脱していない限りは、それぞれの参加者なりに考えた結果にもとづき票を投じればいいと思います。厳しめでレビューしてしまうと白い目で見られるみたいな雰囲気が形成されるのも、それはそれで参加しづらいものしてしまいます(もちろん厳し過ぎるのは困るんですけどね)。「みんなの意見」は案外正しいじゃないですけど、多様性が確保できていれば、通過・不通過の境界は全体として妥当なところに落ち着くのではないかと考えています。
選考に掲げられている目安に、選考本来の趣旨からの逸脱や高過ぎる要求があれば、適時直していくべきだとは考えています。そういう要求が高過ぎる目安はレビューする側にとってもしんどいものだし、参加障壁を不必要に高めてしまいます。今回のFA目安の見直しもそういったことが提案の背景の一つです。ただ、GA目安に関してはいえば、字面上に限れば、高過ぎる要求をしている項目は見当たらないので改善点がすぐには思い浮かばないんですよね。
現行GA目安に欠点があるとしたらは、「検証可能性が信頼できる情報源によって担保されている」「独自研究になっていない」あたりがどの程度まで求められるのか曖昧な点かなと思っています。無出典のひどい独自研究が残ってない限りは、脚注出典がない箇所がある程度(2~3割くらいまで?)あっても選考を通過してもいいかなと思います。--Yapparina会話2017年4月7日 (金) 22:53 (UTC)
コメント ひとまず雑感的なコメントになってしまうのですが、多くの点で同じように思います。私はGA選考には時々顔を出せてもらっていますし、記事のテーマ次第では選考はそんなに苦と感じないのですが、FA選考となると、自分の守備範囲であっても「選考する側」でもしんどく感じます。いろいろハードルが高すぎる、それゆえに選考する側も、される側も、なかなか数が集まらない、という感じでしょうねえ。「専門家が見て云々」はまったくご指摘どおりです。2003年頃の「秀逸」や設立当初の「良質」とくらべても運用が厳しくなっちゃったんでしょうねえ。それ自体は悪いことではないのですが。。。「Featured」って単語には、本来は「秀逸な」という意味はあまり無いはずで、私の持っている辞書では「姿形が整っている」=「注目の」的なニュアンスであり、古い時期にはその言葉通りに運用されていたようですが。
いまは、複数のハードル(指針)を全てバッチリクリアしないとあかん、的になっていて、すなわち100点でなければいけない。失点は許されない。選考する側も、建前上、「この点はちょっと不十分だけど、まあいっか」という見解を示すことができないようになっている。また、過去ログでも指摘がありますが、GAとFAは上位・下位互換であるはずなのに、GAとFAの「基準」に一貫性がなかったりする。
英語版をしっかり読み込んだわけではないのですが、あちらは事前審査(?)なんかにもたっぷりとマンパワーが投じられているようで(案件数もすごいけど)、そこは現状の日本語版ではどうしたって実現不可能だなあとも思います。反対意見は当然あるだろうけど、審査にかけるマンパワーを省力化するとかでない限り、数を増やしていくのはなかなかむずかしそう。(それはつまりいくらか質を犠牲にするということでもあるかもしれないけれど。)
ちょっと実現しなさそうなことを言いますけど、GAとFAの「基準」を統一化し、各項目についてS、A、B、C、Dで評価し、平均B以上ならGA、平均A以上ならFA、とかね。これだと、何かの項目ではいくらか失点があっても、ほかが優れていればトータルとして認定可能。「秀逸」は「完璧な記事」の下位だ、と考えてしまえばそれでもいいのかも。それにこれだと「審査」が一発でできるという。--柒月例祭会話2017年4月8日 (土) 14:55 (UTC)
こんにちは。"Featured"と"秀逸な"の語感の違いは私も気になっていました。実のところ目安にどう書かれているか云々みたいなそんな細かい話ではなく「秀逸な記事」という名称自体がウィキペディア日本語版におけるFA要求水準を高騰させているのかもしれない、そんな仮説も考えたことがあります。Karasunokoさんの懸念とも合わせると、完璧な記事が要求されているわけではないことはどこかに明記するべきなのかもしれないですね。そもそも、誰か一人にとっての完璧な記事(100点満点)は存在し得るけど、万人にとって完璧な記事は存在し得ないですからね。
結局のところ、㭍月例祭さんに『自分の守備範囲であっても「選考する側」でもしんどく感じます』とまで言わせてしまう元凶はなんなのか?ということだと思うんですよ。それがどこかのルールや文面から生み出されているならそれらを変更して改善していきます。それが雰囲気や空気のようなものから生み出されているのだとしたら、即座の改善は難しいけど地道にそのような雰囲気や空気を払拭していきましょう。今回の提案では現行目安1をターゲットとして改善を提案しましたが、細かい部分になってくるけど、直したい箇所や直した方が良いかもしれない箇所のアイデアはまだまだ練っています。
ウィキペディアの基本思想はDIY (do it yourself) であり、それは秀逸な記事の選考であっても同じ、と少なくとも私は考えています。誰か偉い人がいつかやってきて秀逸な記事を責任もって選んでくれる、みたいなこと期待してもしょうがないわけです。素人混じりのレビューや選考であっても、それぞれが誠実に読み込んで考え、意見を付けてくれればそれで十分です。上で述べたとおり、現行目安1の「専門家から見て云々」だって、過去全ての投票で別に厳密に判定されてきたわけではないですよね(それが悪いとかっていう話ではないです。そもそも無理な要求ですから)。
改善を模索する過程でよく英語版の覗きにいくんですが、英語版では選考に推薦する新規参加者が少ないことを問題として2016年8月くらいからen:Wikipedia:Mentoring for FACという制度をやっているみたいなんですよね。FA選考に慣れた人に初めて推薦する人のメンターになってもらって各種アドバイスしてもらう制度で、初めての推薦でけちょんけちょんに批判される事態を避けて成功体験を積んでもらうという狙いなのかな? この制度が功を奏しているのかよく知らないし、この制度を日本語版でもやろうとかそんな話ではないんですが、日本語版の何倍ものリソースを持つ英語版であっても秀逸な記事制度が機能するように試行錯誤が未だに続けられているんだなあ、日本語版なんかまだまだだなあ、と思わされたっていうチラシの裏でした。--Yapparina会話2017年4月9日 (日) 02:44 (UTC)

FA目安とGA目安について、英語版も参考にしつつ、日本語版における実際の選考の場で要求されている水準を取り入れつつ、FA目安とGA目安の棲み分けを明確にしつつ、今の私のベスト案を考えてみました。現行をたたき台としつつもの結構ガツンと変更してみました。公正明大を心掛けましたが、当然私なりの考えや好みが含まれているかもしれません。目安中のどこを強調するのが適切とも言い難いので、太文字は意図的に外しています。

新・秀逸な記事の目安 新・良質な記事の目安
  1. 記事の質は高い完成度にあり、
    1. 文章や構成は明確でよくまとめられている。可能ならば、画像などのメディアや表が適切に使用されて説明を補助している。
    2. 詳しくない読者にもその主題について理解できるように、正確性を損なわない範囲でわかりやすく書かれている。専門的で難解な主題を扱ったものであれば、その分野の基礎を理解していることを前提にするのは問題ない。
  2. 主題に関する資料は十分に調べられており、それにもとづき、
    1. 必ず説明されるべき点から主な関連事項までを含み、内容が充実している。ただし、どこまでを含むかは他の記事との連携・分担関係にもよる。
    2. 中立的な観点を保って主題の各側面は記述されている。
  3. 記事の形式は、
    1. 内容が検証可能であるように、脚注などによる本文中の出典明記が記事全体を通して十分に行われている。引用存命人物に対する否定的な情報などでは出典が必ず明確となっており、肯定的・否定的・主観的な表現についても出典が明確となっていることが望まれる。
    2. 記事のスタイルについてのガイドラインに沿っている。特に、主題の重要な側面を要約した適切な導入部あるいは概要節を備えている。
  1. 主題の説明において必須な点が記述されている。
  2. 検証可能な内容が書かれており、明らかな独自研究は含まれていない。
  3. 脚注などによる本文中の出典明記は、引用存命人物に対する否定的な情報などには必ず行われている。記事全体に対してはある程度までされていればよい。
  4. 中立的な観点から記述され、偏った観点に寄った記述がない、あるいは少ない。
  5. スタイルマニュアルに沿ったスタイルが取り入れられている。
評価項目 新・秀逸な記事の目安 新・良質な記事の目安
文章や構成の完成度

1.a

(明確には要求しない)

分かり易さ

1.b

(明確には要求しない)

資料調査の程度

2

(明確には要求しない)

トピックの包括性

2.a(必須な点 + 主要な関連事項)

1(必須な点)

中立的な観点の達成

2.b(特に指定せず)

4(偏った観点部分はない・少ない = 少しあっても可)

独自研究の有無

(言うまでもないことなので明記していない)

2

出典の掲示形式(inline citationの要求程度)

3.a(記事全体に対して十分)

3(記事全体に対してある程度)

その他の形式

3.b(スタイルに関するガイドライン全体 + 特にWP:LSを注記)

5(スタイルマニュアルシリーズのみ)

どんなもんでしょうか? 「これをたたき台にFA目安・GA目安の改訂を目指そうぜ」あるいは「こんなの駄目だから代案をもとにFA目安・GA目安の改訂を目指そうぜ」という方がいれば、元の提案に留まらないFA目安・GA目安の改訂の話を進めようかと思います。そうでないようなら、とりあえず元の提案を施行することを改めて進めたいと思います。私としては全くどちらでも大丈夫です。--Yapparina会話2017年4月22日 (土) 16:19 (UTC)

現在考えている改善アイデア(参考)[編集]

以下は、今回の提案とは別に今のところ私が考えているアイデアです。走り書きで荒いですがご容赦ください。あくまでも将来的な提案するかもしれないものですが、今回の議論の参考用として記します。

  1. 「「批判」について」節:文面もうちょっとマイルドにならないか。推薦者に対してスパルタ過ぎる。選考の物々しさを増長させてないか。「厳しい批判するのが正しい選考」だと言っているに等しく、レビューワーにも厳しく批判することを煽っているみたいなところがある。
  2. 「早期終了」節:通過の見込みがない記事は取り下げられてしまうみたいに示唆しており、不必要にFA選考が厳しいという印象を与えてないか。ルールも煩雑になっているし、(1)賛成がなければいつでも推薦者はとりさげていい、(2)反対のみ3票は通過見込みが明らかにないため終了、(3)その他特別な事情が発生したら合意形成して早期終了してもよい、ぐらいの3つにシンプル化。
  3. 査読依頼との連携:希望する人にはFA選考に出す前のブラッシュアップとして査読依頼を活用してもらう。このときのポイントは、単に査読依頼に出すだけでなく、近い内にFA選考に出すつもりだから模擬FA選考くらいのノリでFA目安に沿って批評してほしい旨を明確に伝える。どのくらい厳しめにレビューしてほしいのかを明確にしてもらった方が査読依頼に現れるレビューワーも案外やりやすい、と思う。
  4. 票形式:(賛成)(条件付賛成)(保留)(反対)(その他)という投票種類の見直し。(その他)は(コメント)でいいでしょう。(条件付賛成)(保留)という準反対票みたいなものを2種類も用意する必要あるのか。反対派に親切過ぎる。
  5. 良質な記事選考:レビュワーリソースが足りてない問題解決のための思い切った変更アイデアとして、「賛成2票で通過、ただし2票揃った後に2週間待ってその間に反対の人には反対票を投じてもらう」というルールに変更。ただこの案は今のところ気が進まない。

--Yapparina会話2017年4月9日 (日) 12:11 (UTC)

とりあえず、投票種類の見直しについては同感です。昔から(条件付賛成)(保留)という票の存在はうさんくさいと思っていました。賛成か反対か、コメントかでいいでしょう。--ぱたごん会話2017年4月9日 (日) 13:08 (UTC)
自分としては、伝統?を重んじて準反対票は残すが種類を1つにするか、いっそ準反対票なんてものを無くすか、どっちがいいのかなと迷い中です。--Yapparina会話2017年4月20日 (木) 14:26 (UTC)
GAについて。基準を日本語版ローカライズして上手く行っていない、上手くまわっていないのであれば、基準を英語版にあわせるのがいいのでは?放置されていますがWikipedia:Good article criteria(英語版GA基準の翻訳項目)なんてのも残っていますし。そしていっそのこと、英語版のように誰か一人がテンプレート(en:Template:GAListen:Template:GAList2)を使って基準に合致しているかどうかをレビューする方式(日本語版では一定期間レビューへの異議なしorレビューされたものを誰かが追認したら通過)ぐらいが一人ひとりの負担減として落とし所ではないでしょうか。賛成票を積み上げていく現行方式は推薦/執筆者、レビュアー双方にとって負担があまりに大きすぎるように思います。--Gohki会話2017年4月17日 (月) 18:18 (UTC)
英語版GA選考形式の不安として、一人の利用者が判断する形式にすると、その一人の利用者がGAに選出した全責任を負うような恰好になり、レビューへの参加をよりハードルが高いものにしてしまわないか、ということを思っています。英語版で実績がある形式なので全く機能し得ないというこはないでしょうが、日本語版として英語版GAの選考形式や基準をうまく消化できるのか頭の中で想像できないんですよね。レビュー負担を減らすとしたら、上の5番目のアイデアで書いたように「異論受付期間を設けた上で賛成2票で通過可」くらいが現在の日本語版選考方式からのソフトランディングできるんではないかなと思っております。
ただ、上でGA選考の改善に話がいってしまいましたが、GA選考は参加者の皆さんのおかげでまだまだ全然機能しております。だから自分としては、いくつかの改善アイデアは考え中ですが、抜本的な制度改革を行う必要は感じてないんですよね。上の5番目のアイデアに「今のところ気が進まない」と書いたのもそのためです。--Yapparina会話2017年4月20日 (木) 14:26 (UTC)
賛成 両目安を比較する表を設けることは良質・秀逸な記事の差を明らかにするものであり、基準を明確化するものなので大賛成です。ルール自体の改訂も賛成としますが、秀逸な一覧の選考ルールについてはそのままにする予定でしょうか。--ネイ会話2017年5月2日 (火) 12:35 (UTC)
賛成ありがとうございます。秀逸な一覧の選考の方も改訂が必要と思っており、追々にまた別途提案するつもりです。ただ、秀逸な記事選考と全く同じにしていくのか、独自路線のルールを設けるべきかちょっと考え中です。秀逸な一覧選考の方が秀逸な記事選考以上に人離れが激しいことを考えると、推薦者も賛成票を入れても良いようにするとか。あと、2008年から続く仮運用ルールをいつまでやるのかとか、一覧記事は良質な記事の所掌範囲に入るのか入らないのかなども、検討すべき項目です。--Yapparina会話2017年5月5日 (金) 03:59 (UTC)
お返事どうもありがとうございます。議論が拡散しないよう、秀逸な一覧関連はこちらがまとめてからにしましょう。--ネイ会話2017年5月5日 (金) 13:34 (UTC)
  • コメント ちょっと思いついたことでひとまず書き留めておきたいのでここに。今は選考の際に「賛成」「反対」などと投票することになっていて、多くの場合コメントアイコン 賛成 反対 などが使用されています。この「反対」てのがまたインパクト強い。私なんかはもう落選慣れしたのであれですが、一生懸命書いて、少なくともGAやFAの候補と認められるレベルにしてきた執筆者さんが 反対 てされるとメンタルが削られると思うんですよね。たとえば、「推薦」「慎重意見」ぐらいにすると、何かが和らぐような気もします。「推薦意見が3票です」とかね。--柒月例祭会話2017年5月14日 (日) 16:57 (UTC)
    • コメント こんにちは。柒月例祭さんの意見を受けて私も思い付きなのですが、そもそも反対票自体を無くして賛成票とそれ以外のコメントに絞って、期間内に賛成票が一定数以上集まったら選定、みたいなことを思い付いた次第です。あくまで思い付きとはいえかなり荒っぽい思い付きになってしまい申し訳ありません。--ミランブラジル (会話 | 投稿記録) 2017年5月24日 (水) 12:58 (UTC)

仕切り直し[編集]

それでは、2017年4月22日 (土) 16:19 (UTC)の提案目安には特に賛成がつきませんでしたので、これはひとまず棄却して、最初に提案した目安への変更を再度提示します。まだまだ改善点は残っておりますが、今回はひとまずここまで、という考えです。

GA目安との比較解説ページは、2017年4月2日 (日) 00:02 (UTC)の発言ベースで作成しようかと思います。それぞれの目安のみが正文である必要があるため、ひとまず私としては、「私論」ステータスを付与してあくまでも参考の一つとして作成するつもりです。他の方が進めていただいても結構です。作られたページが妥当であるという各利用者からの合意が生まれれば公式な文書にするのもいいと思います。

提案の目安:

  1. 高い完成度で文章や構成がよくまとめられている。(可能なら)図や画像や表なども使われ、説明を補助している。
  2. 詳しくない読者にもその主題について理解できるように、わかりやすく書かれている。ただし、高度に専門的な主題を扱ったものであれば、関連記事を読んで理解していることを前提にするのは問題ない。
  3. 必ず説明されるべき点から主な関連事項までが含まれ、内容が充実している。ただし、どこまでを含むかは他の記事との連携・分担関係にもよる。
  4. 専門的な資料から関連資料に至るまで、主題についてよく調査されている
  5. 観点の中立性が保たれている
  6. 必要な出典が記事全体を通して十分に挙げられており、個々の記述の根拠が脚注や本文中で明らかにされている。特に、肯定的・否定的・主観的な表現については出典が付けられていることが望ましい。
  7. 以上の点が全て満たされている。

改めまして、ご意見ありましたらお願いします。特に意見がつかなくても異論なければ3週間後に反映します。--Yapparina会話2017年5月12日 (金) 21:55 (UTC)

賛成 修正提案を支持します。(あまり意見を言わず、すみません)いろいろなアイデアの中での最初の一歩として。--柒月例祭会話2017年5月14日 (日) 05:37 (UTC)

賛成ありがとうございます。宣言した3週間も過ぎましたので提案を反映させたいと思います。--Yapparina会話2017年6月4日 (日) 09:50 (UTC)

サブページの書式について[編集]

すいません、上掲の節でYapparinaさんが綿密な提案をして下さっている中、些細なお話で恐縮なのですが、サブページの書式って

===[[○○○]]===
'''賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/0/0''' この項目の選考期間は、{{subst:#time:Y年n月j日 (D) H:i|+3months}} (UTC)('''{{subst:#time:Y年n月j日 (D) H:i|+3months+9hours}} (JST)''')までです。

([[ノート:○○○|ノート]]) (推薦理由) --~~~~

よりも

=== {{subst:Article|○○○}} ===
'''賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/0/0''' この項目の選考期間は、{{subst:#time:Y年n月j日 (D) H:i|+3months}} (UTC)('''{{subst:#time:Y年n月j日 (D) H:i|+3months+9hours}} (JST)''')までです。

(推薦理由) --~~~~

で、{{Article}}使った方がすっきりするように思ったんですが…些細な部分なのですが一応提案してみます。--ミランブラジル (会話 | 投稿記録) 2017年4月22日 (土) 23:06 (UTC)

FAを増やすために何ができるか[編集]

jawpのFAは少ないとよく言われていますし、また分野的な偏りも大きいため、もっと数を――特にこれまでない・少ない分野のものを――増やしたほうが良いかと思います。しかし、これまでのような一人の執筆者がFA目指して頑張って、執筆も推薦も修正も独力でFAにするというスタイルは……少なくとも件数的な意味ではやや「行き詰まりつつある」のが実状でしょう。かといって単に選考を緩くしたところで効果があるのか、あるとしてその濫造FAに意味があるのか、疑問です。

というわけで、FAを目指す候補を広く募り、協力者を募り、複数人で執筆にあたるような仕組みをつくれないでしょうか。誰かの「自発的・独力」前提での仕組みだけではなく、「FAを目指す」仕組みを作れないかという試みです。恒常的にでも、あるいはGA(からの)グループ対抗加筆コンテストみたいな単発イベントでも。(ウィキプロジェクト対抗とかでも?)

FAに準じるものとしてGAがありますが、あまりに多過ぎてそこからFAに近い・FAを狙えそうなものを探すだけでも一苦労ですし、1人でFAまで持っていくのは相当な労力がいるでしょうが、もしそれが2-3人とか、あるいは5人、10人にでもなれば負担も参加のハードルも下がるのではないかと。(もちろん集まった人達の票数をもってFAにねじ込むようなことはあってはならないですが…)

いかがでしょうか。--Hisagi会話2017年10月26日 (木) 23:27 (UTC)

雑談してしまいますが、私は「FAの少なさ・増やす」よりも、「ベーシックな項目の充実」ができればいいのにと思っています。
基礎的な項目ほど、書きにくい。片方ではどこまで詳しく・広く書くのか・どこまでで抑えるのかバランスを考えながら、もう片方では「出典の明記」を考慮する必要がある。専門性が高く信頼性が高い情報源を使うと大雑把な概要を書きにくく、大雑把なことを書きやすい出典を使うと信頼性や専門性に課題が出る。「こういう例外もあるんだけど」みたいな枝葉の話の処理が難しくなっていく。また、基礎的な項目ほど、それについて書いている情報源が豊富になっていって、全てに目を通すのが難しくなっていき、話を絞り込みにくくなっていく。逆に言うと、一匹狼的な執筆者として書くなら狭くてニッチなテーマほど書きやすい。だから趣味的な主題にFAが多い。
でも、ほんとうは基礎的な項目ほど充実してほしい。(個人的にはいろいろ?と感じる所はあるけれど)Wikipedia:すべての言語版にあるべき項目の一覧みたいな感じで、日本語版としてまずこの100記事を充実させましょうかみたいな。
数人で分担したり、「どこまでにするか」を予め話し合った上で書き始める、使うべき情報源を「予め」ある程度共有する、とかってことがうまくできると。もしかすると(紙の百科事典のように)文字数(バイト数)に縛りをつけるというのも、一手じゃないかなとも思います。(上限があったほうが取捨選択がやりやすい。)
たとえば、「○国」という記事で、Aさんは○国の地理(5000文字)、Bさんは○国の歴史(5000文字)、Cさんは○国の経済(3000文字)、Dさんは「○国の著名人」(1000文字)・・・みたいにして、締切を1ヶ月とか決めて、使う情報源もある程度事前に決めて(調べていったらこんなのがあったというのが増えるのはいいけれど。)。FAになるかどうかはわからないけど、カチッとまとまったものにはなるんじゃないかなあ。--柒月例祭(JulyFestival)(会話2017年10月27日 (金) 05:06 (UTC)
(雑談に雑談)私の印象としては、FAになっている記事って、むしろ基礎的な題材やその分野での著名な題材が比率としては多いなあという印象です。私としては、そういう大作的な記事しかFA選考に出せないような雰囲気が生まれてしまってないか、ニッチな題材の記事や小振りな記事が選考に出しづらくなっていないか、そっちを少し心配してます。出典が見つかる範囲で百科事典記事として十分書き切れていれば、30kBの記事でも40kBの記事でもFAになるべきはずなので。--Yapparina会話2017年10月27日 (金) 23:39 (UTC)
基礎的項目の充実は賛成です。Wikipedia:すべての言語版にあるべき項目の一覧の強化もありますし、先日翻訳した1万の項目でも未作成のものがまだまだあります。あとは脚注使った出典記載がうるさくなかった時代の記事(ベタベタ出典の明記やno footnotesを張り付けてますが、これでもかという位に多い)の改善や、日本史や日本文化関係の基本項目はもっと質を上げるべきかと思いますね。--Iso10970会話2017年10月28日 (土) 02:41 (UTC)
GAにとどまっていても単に主筆者が推薦していないだけでFAにふさわしい記事はあると思います。ウィリアム・グラッドストンオットー・フォン・ビスマルクヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケドナー隊中島飛行機半田製作所日立鉱山の大煙突皇居の生物相水尻池鳥取しゃんしゃん祭etc.こういった単に推薦されていないだけでFAにふさわしい記事を推薦しあげていく方策がよいのではないかと思います。--ぱたごん会話2017年10月27日 (金) 15:18 (UTC)
きっと気を使って例に挙げてくださったのだろうと思うのですが、鳥取しゃんしゃん祭自薦して取り下げたんですよ(苦笑)。ほかにGAのなかにFA候補がたくさん眠っていそうだ、と言うのはその通りと思います。--柒月例祭(JulyFestival)(会話2017年10月28日 (土) 04:58 (UTC)
自分自身でFAを執筆していないので言いにくいところですが、色々英語版FAを翻訳していて思うに日本語版FA/GAは他言語版に比べてハードルが高すぎるのではないかと感じています。特に、主観ですが日本語版FAはボリューム重視が強すぎる気がします。確かに一通りのことを記述することが望ましいとは思いますが・・・。あとはFA/GAに関係なく優良な執筆者が少なすぎるというのもあるのではないでしょうか。サブカルなどを別にして、どのジャンルも人が少ないと思います。ポータル/プロジェクトもあまり機能してませんし。年々熱意ある執筆者がjawpから離れていっている感がある中で、いかに新規の執筆者を増やし育てていくか、ということも必要な気がします。--Iso10970会話2017年10月28日 (土) 02:29 (UTC)
(雑談)「主観ですが日本語版FAはボリューム重視が強すぎる気がします」という点、私も少々感じるところはあります。とかく、網羅的であることが求められる、というか。百科事典の記事なんて主題のあらましがまとめられていれば十分だと思うし、FAであってもそれは同じだと思うんですけどね。細かく見たらこれがない・あれがない、という点がたくさん残っていても別にいい。英語版で先月FAになったen:Roland TR-808(電子音楽機器)という記事を読んでいたんですが、小振りな記事だけど「開発経緯」「特徴」「発売」「余波」がしっかり手堅くまとめられて良い記事だなあと思いました。日本語版でもこのぐらいのボリュームの記事でもどんどんFAになってほしいですね。私もレビュー側に回ることもありますので、「あれも書くべき」「あれは書けないのか」「あれも書いてほしい」とコメントしておきたくなる気持ちはよく分かるんですけどね。--Yapparina会話2017年10月29日 (日) 13:46 (UTC)

選考の見出しの書式について[編集]

(以前の提案と内容が一部重複してしまい申し訳ないのですが…)選考の見出しの書式なのですが、{{subst:Article}}から{{Particle}}に変更してはいかがでしょうか。記事の以前の状況などを把握するには、編集履歴やログへのリンクもあった方が良いのではないかと思います。--ミランブラジル (会話 / 投稿記録) 2018年2月10日 (土) 00:32 (UTC)