Range Coder

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Range Coder(レンジコーダー)とは、算術符号の一種から派生したエントロピー符号。1979年にG. Nigel N. Martinが発表し、1998年のMichael Schindlerの発表によって注目を集めた。1999年には、Дмитрий Субботин (Dmitry Subbotin)が「русский народный rangecoder (Russian people's rangecoder/ロシア人民のレンジコーダー)」という名称で桁上がりのないレンジコーダーを発表した。

Range Coderは、Jones符号と呼ばれる、整数で算術符号を実現したアルゴリズムをもとに確率空間下端区間範囲で表すようにしたもの。 精度の面では算術符号に劣るが、出力単位が1bitである算術符号に対して8bit単位で処理するため高速。

算術符号とは式が異なるため特許に抵触しないとされていること、かつこれ自身に対しアルゴリズム考案者が特許を取らなかったこともあり、特にオープンソースソフトウェアにおいて、算術符号に代わって広く使用されている。

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