プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズバトル
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『プロジェクト・ランウェイ / NYデザイナーズバトル』(Project Runway)は、アメリカ合衆国Bravoのリアリティ番組。ファッションデザイナーをテーマとする。現在、第5シーズンを放映中。ホストは、スーパーモデルのハイジ・クラム。第1シーズンと第2シーズンは共にエミー賞にノミネートされた。
日本では2006年10月より第1シーズン、2007年7月から第2シーズン、2008年1月から第3シーズン、2009年1月より第4シーズンがWOWOWで放送されている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 内容
[編集] 番組の目的
「プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズバトル」の目的は、アメリカの、無名ではあるが才能のあるデザイナーを発掘することである。優勝者には、賞金10万USドルのほか、アメリカ版ELLEでの特集や有名ブランドからの指導など、「自己ブランドを立ち上げるために必要なもの」が与えられる。
[編集] 参加資格
番組に参加するデザイナーは、全米各地で行われるオーディションによって決定される。主な選考基準として、履歴、ポートフォリオ、自主制作した洋服数点、自己PRビデオの内容がある。ただし、必ずしも経験が豊富であったり技術のあるものが選ばれるわけではなく、可能性やオリジナリティなどを見出されて選出されることもある。
[編集] ルール
参加者は毎回、課題に基づいた衣服を与えられた時間内で競作し、審査を受ける。毎回その回の勝者を決め、敗者(1名、または数名)が脱落する。上位3名は、ニューヨークで行われるファッションウイークでそれぞれのコレクションを披露し、その審査結果で、優勝者が決定する。
[編集] チャレンジ
毎回参加者にはテーマに沿った課題(チャレンジ)が出される。過去の主なチャレンジとしては、スーパーの材料でパーティードレスを制作するもの、バービー人形の衣装デザイン、有名人(ニッキー・ヒルトン、サーシャ・コーエンなど)の衣装制作など。
参加者にあたえられる時間は、数時間から2日ほどである。また、上位3名のコレクション制作はこの限りではなく、夏の最終収録から、翌年2月のファッションウイークまでの5ヶ月~6ヵ月が与えられる(第3シーズンでは、秋のファッションウィークに出品となり、数週間と短くなった)。
予算は毎回異なり、大抵は50USドル~200USドルくらいである。衣服制作に使う布地は、予算外で与えられるもの以外は、決められた店舗で、予算内で購入する。
また、各回のショーで使用される、衣服以外の靴、バッグ、ファーなどのアクセサリーは、番組側から全員に平等に支給されているものの中から使用する。
[編集] モデル
デザイナーはそれぞれモデルと組み、その回のショーを行う。シーズン優勝者と組んだモデルは、優勝デザイナーのコレクションが雑誌ELLEに掲載される際のモデルを務めることができる。毎回課題が出された後、モデルが選ばれ、前回脱落したデザイナーの人数分、モデルも脱落する。
第1シーズンでは、1回毎にモデルを選択する。選択順はまず、前回の勝者が必ず最初に選択できる。2番目以降は、残ったデザイナーによるくじ引きで順番を決定。つまり、選択順が最後であったデザイナーに選ばれなかったモデルは、そのまま脱落となる。
第2シーズンでは基本的に、最初に選んだモデルと共に、1シーズン通じて戦っていく事になる。但し前回の勝者のみ、モデルの変更権が与えられる。勝者は、自分のモデル(モデル変更を放棄)、前回敗者のモデル、他のデザイナーのモデル(モデルの交換)の三択から選択。自分のモデルを選んだ(モデル変更を放棄した)場合、前回の敗者に付いていたモデルはそのまま脱落。前回敗者のモデルを選んだ場合、現段階で自分に付いていたモデルが脱落する。他のデザイナーのモデルから選んだ場合、選ばれたデザイナーとモデルを交換、前回の敗者に付いていたモデルはそのまま脱落。
第2シーズンでは、ただ1人(第7回勝者)を除いて、すべての勝者が自分のモデルと組み続けることを選んだ。
[編集] 審査
審査は、ホストのハイジ・クラム(日本語吹き替え版は鈴木麻里子)、ニーナ・ガルシア(Nina Garcia、雑誌ELLE編集長、日本語吹き替え版は泉裕子)、マイケル・コース(Michael Kors、アメリカの有名デザイナー、日本語吹き替え版は丸山壮史)と、ゲスト審査員で行われる。ガルシアが欠席の時はELLEから、コースが欠席の時は、ファッション界からの代理ゲストが審査を行う。各回の審査員については、英語版ウィキペディア「Project Runway」を参照されたい。
[編集] 勝者に与えられる権利・待遇
第1シーズン
- 次回脱落免除(第3回、第8回、第9回を除く)
- 次回のモデル優先選定権
- 第3回(バナナ・リパブリック・デザインチャレンジ)では、勝者のデザインした服がBanana Republicの一部の店舗及びインターネットサイト上で販売された
第2シーズン
- 次回脱落免除(第九回のみ。植物・花などで洋服を作るというチャレンジだった)
- 次回のモデル選定権
- 第3回(バービー人形の衣装デザイン)と第6回(バナナ・リパブリック・デザインチャレンジ)では、デザインしたバービー・洋服が一部の店舗・インターネットサイト上などで販売された
[編集] 場所
衣服の製作・審査は、アメリカニューヨークにあるパーソンズ美術大学(Parsons The New School for Design)にて行われる。スクール内には被服制作室(Sewing Room)、ヘア・メイクアップルーム、ランウェイ(Runway、花道の意)が用意されている。参加者は衣服の製作、試着、ヘア・メイクアップ、ランウェイショーすべてをスクール内にて行う。
また、参加者は、アトラス・アパートで共同生活をする。
[編集] ティム・ガン
ティム・ガン (Tim Gunn) は、Parsons The New School for Designの教師で、参加者のデザインのアドバイスをする役目を担う。実際の制作の手伝いはしない。ティム・ガンのアドバイスの中には、後に審査員から指摘をされるものもあり、参加デザイナーの中には、ティム・ガンのアドバイスを頼りにしているものも少なくない。当番組の日本語吹替版の声優は田中正彦。ドラマ「アグリー・ベティ」に、ファッションTVのレポーター役で出演した(日本語吹替版の声優も同じく田中正彦)。
[編集] 番組トリビア
- ファッションウイークに参加するのは、実際には上位6名である。これは、ファッションウイークが開催される時点で、放映上、上位3名が決定していないため、ネタバレをさけるためである。第6位にあたるものは、コレクションを審査されることはなく、放映されることもないが、その模様は公式サイト上で特別公開されている。
- 第1・第2シーズンでは、Banana Republicが主なスポンサーとして、「バナナ・リパブリック・デザインチャレンジ」もあったのだが、第3シーズンではMacy'sに変わっている。
[編集] 各シーズンの挑戦者(太字が優勝者)
- 第1シーズン (12名)
アレグザンドラ・ヴィダル / オースティン・スカーレット / ダニエル・フランコ / ジェイ・マキャロル / カーラ・ソーン / ケヴィン・ジョン / マリオ・カデナス / ノーラ・カリグリ / ロバート・プロトキン / スター・イルゾーファー / ヴァネッサ・ライリー / ウェンディ・ペッパー
- 第2シーズン (16名)
アンドレ・ゴンザーロ / クロエ・ダオ / ダニエル・フランコ / ダニエル・ヴォゾヴィック / ダイアナ・イング / エメット・マッカーシー / グアダルーペ・ヴィダル / ハイジ・スタンドリッジ / ジョン・ウェイド / カーラ・ジャンクス / キルステン・エーリッグ / マーラ・デュラン / ニック・ヴェレオス / レイムンド・バルタザー / サンティーノ・ライス / ズレーマ・グリフィン
- 第3シーズン (15名)
アリソン・ケリー / アンジェラ・ケスラー / ボニー・ドミンゲス / ブラッドリー・バウムキルヒナー / ジェフリー・セベリア / キャサリン・ゲルデス / ケイン・ギレスピー / キース・マイケル / ローラ・ベネット / メイラン・ブレトン / マイケル・ナイト / ロバート・ベスト / ステイシー・エストレラ / ウーリ・ヘルツナー / ヴィンセント・リブレッティ
- 第4シーズン (15名)
カルメン・ウェバー / クリス・マーチ / クリスチャン・シリアーノ / エリサ・ヒメネス / ジャック・マッケンロス / ジリアン・ルイス / ケヴィン・クリスティアナ / キット”ピストル”スカーボ / マリオン・リー / ラミ・カシュウ / リッキー・リザルド / シモーン・ルブラン / スティーヴ・ローゼンガード / ”スイートP”ヴォーン / ヴィクトリア・ホン
- 第5シーズン (15名)
[編集] 参考
- 英語版ウィキペディア『Project Runway』
- 公式サイト(下記参照)
[編集] 外部リンク
- プロジェクト・ランウェイ WOWOW
- Project Runway 1 - 公式サイト(第1シーズン、英語のみ)
- Project Runway 2 - 公式サイト(第2シーズン、英語のみ)
- Project Runway 3 - 公式サイト(第3シーズン、英語のみ)

