PrimeGrid

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PrimeGridは、分散コンピューティング(GridComputing)によって記録的に巨大な素数(Prime)を探すことを目的とする、Berkeley Open Infrastructure for Network Computing(BOINC)を用いた分散コンピューティングプロジェクトである。

PrimeGrid は Twin Prime Search プロジェクトと共同で、およそ58,700桁という記録的大きさを持つ双子素数を発見した。
そのサイズの新しい双子数は2007年1月15日に発見された(Twin Prime Searchによりふるいにかけられ、PrimeGridにより確かめられた)。
100,000桁を越える大きさの双子素数を探すためのこのプロジェクトは、それが発見された2009年夏に終了した。

2008年1月4日、PrimeGrid は、知られている限り最大の3つのウッダル素数を発見したことを明らかにした[1]
3つのうち最大のもの 3752948 × 23752948 − 1 は1,129,757桁であり、ウッダル素数としては初めて発見されたメガ素数(100万桁以上の素数)であった。
この素数は2007年12月21日に Matthew Thompson がリュカ=レーマー=リーゼルの判定法(LLR)プログラムを用いて発見した[2]
より大きなウッダル素数を探すプロジェクトは、2009年10月現在も続いている。

PrimeGridにはカレン素数の探索、3*2^n-1 の形をした素数の探索、Prime Sierpinski Projectのためのふるいを目的としたプロジェクトもある。
素数は、数学上の未解決問題のひとつであるリーマン予想のような重要な未解決問題(ミレニアム懸賞問題)との興味深い結び付きが発見されている。 尚、クレイ数学研究所は、リーマン予想の解決者に対して100万ドルの懸賞金を支払うことを約束している。



脚注[編集]

外部リンク[編集]