Point of interest

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point of interestまたはPOIは誰かが便利、あるいは興味のある所と思った特定の場所のことである。たとえば、地球上のスペースニードルの場所を表示したり、火星にあるオリンポス山というを示すという例を挙げることが出来る。

この単語は地図学では広範囲に使われ、特に、電子的な応用である地理情報システムGPSナビゲーションソフトウェア英語版で顕著である。この文脈ではウェイポイントという同義語は一般的である。

GPSなどのGNSSのPOIは最低限、POIの緯度経度を指定する。POIの名前と説明は通常含まれ、たとえば高度や電話番号のような他の情報は追加されても良い。GNSSアプリケーションは通常視覚的に地図上で異なったPOIのカテゴリを表すために、アイコンを使う。[1]

POIのコレクション

最近のGNSSデジタル地図デバイスは通常地図領域用にPOIの基本的な抜粋を含んでいる。.[2]

しかしながら、エンドユーザーが使用するデバイス上にロードでき、存在するPOIの置き換えと補充が出来る、コレクション、検証とPOIの管理と配布を行うサイトが存在する。[3]それらのサイトの一部は一般的であり、人の興味のために収集され分類され、そのほかは特定のカテゴリにより特化している(たとえばspeed cameraのような)か、GNSSデバイス(そのような機器を取り扱う企業はTomTomガーミンなど)。エンドユーザは固有のカスタムコレクションを作ることができる。

商用POIコレクション、特にデジタル地図を販売しているか、サブスクリプションビジネスモデルベースのものは通常著作権によって保護されている。しかしながら、ロイヤルティー・フリーのPOIコレクションを取得できるたくさんのWebサイトもある。

アプリケーション

POIのためのアプリケーションには様々なものがある。デジタル地図を使うソフトウェアアプリケーションと同様にGNSSが有効なデバイスはより有用であり、そのため、POI用のアプリケーションはまた非常に拡大している。最新のデジタルカメラはその例で、写真を撮った時のGNSS位置をExifを使って写真にタグづけることができる。これらの写真はデジタル地図か、Google Earthsharedのような衛星画像上にPOIとしてかぶせることが出来る。

ファイル形式

プロプライエタリ・フォーマットを含む多くの異なったファイルフォーマットは、さらに同じ基盤となるWGS84システムが使っているPOIデータを格納するのに使われる。同じデータを格納するためにいろいろなバリエーションがある理由は以下の通り:

以下は異なったベンダとPOIを交換するためのデバイス(とある種の場合、navigation tracksも)によって使われている、いくつかのファイルフォーマットである:

サードパーティーとベンダが供給しているユーティリティはGNSSデバイスかシステムに非互換のものと交換する事が出来るようにするため、異なったフォーマット間でPOIデータを変換するのに使える。[4]さらに、多くのアプリケーションは、GNSSのコーディネートが表すことが出来る(すなわち、十進対度/分/秒)多くの方法と同じように、その緩い構造でエラーを起こしやすい、汎用的なASCIIテキスト形式をもサポートしている。

参考文献

  1. ^ Garmin POI Loader”. Garmin. 2008年1月17日閲覧。
  2. ^ Points of Interest”. TomTom. 2009年11月12日閲覧。
  3. ^ Crowd Sourcing Points of Interest”. PhotoEnforced.com. 2009年11月12日閲覧。
  4. ^ RJ Davies. “POIConverter”. 2008年1月18日閲覧。

関連項目