Numba

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Numba
作者 Anaconda, Inc.
初版 2012年8月15日 (11年前) (2012-08-15)
最新版
0.59.1[1] ウィキデータを編集 / 2024年3月19日 (37日前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Python, C言語
ライセンス 二条項BSDライセンス
公式サイト numba.pydata.org
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NumbaPythonおよびNumPyのサブセットのソースコードを高速に実行する機械語に変換するJITコンパイラ。llvmliteにて、LLVMをバックエンドに使用し、CPUおよびGPU向けにコンパイルする。Anaconda, Inc.がスポンサーになっている。

デコレーター[編集]

Pythonの関数にデコレーターを付けることで、実行時にJITコンパイルされる。

下記の例においては、Numba 0.27.0において、Pythonよりも200倍高速に動作し、NumPyの組み込みのsum()関数よりも30%高速に動作する[2][3]

import numba

@numba.jit
def sum1d(ary):
    total = 0.0
    for i in range(ary.shape[0]):
        total += ary[i]
    return total

参照[編集]

  1. ^ Release 0.59.1” (19 3月 2024). 22 3月 2024閲覧。
  2. ^ A Speed Comparison Of C, Julia, Python, Numba, and Cython on LU Factorization”. 2019年1月25日閲覧。
  3. ^ Numba vs. Cython: Take 2”. 2019年1月25日閲覧。

外部リンク[編集]